以前は視聴者参加型のクイズ番組が多かったですが、この番組もその一つ。


私がよく観ていたのは、司会が田宮二郎さん、山口崇さんの頃。


詳しい話は、ウィキペディアさん、その他たくさんの記事がありますので、そちらをご覧いただくことにして、こちらの記事では個人的な思いを記すことにします。

ご承知おき下さい。


他のクイズ番組は、他の出場者との戦いという色彩が強いのですが、この番組は自分の実力さえ出せば報われるという点では、自分で道を開いていけるクイズ番組です。


戦う相手はあくまでも自分。そして時間。


クイズが始まる前、司会の田宮さん/山口さんが定番の言葉を話してらっしゃいましたね。


ウィキペディアさんに詳しく記述されていますが、私自身、それを読んでも明確に思いだせませんので、ここでは記すことはやめておきますが、「1分間で100万円のチャンス」というフレーズがあったことは確かです。


出場者は回答席に座ると、その席は高い位置まで上っていくのですね。

何だか、サンダーバードのスコットかバージルになった気分、かと思いきや、席が高くなるだけで、緊張感が倍増するらしいです。


して、司会者の定番のセリフ。


「・・・1分間で100万円のチャンス。見知らぬあなたと見知らぬあなたのデートを取り持つ、パンチDEデート!」


あれっはてなマーク全然違う番組のお定まりのセリフになってしまいましたあせる


訂正します。


「・・・1分間で100万円のチャンス・・・ターイムショック!」


田宮さんが司会の頃は、このセリフの後に、回答者をビックリさせるような、クイズ開始の合図の言葉が発せられるのですね。


「わっ!」という叫び声に、当時の私には聞こえました。


高い所に上って、心拍数が高まっている状態で、このビックリさせるような掛け声。心臓に負担がかかりそうです。


そして、1分間に12問の問題。
ということは1問について、出題者の問題読み上げの時間も含めて5秒間で答えなければならない、つまり即答しなければならないというかなり厳しい状況。


他のクイズ番組では、ブザーを押して回答権を得れば、落ち着いて答えられるというのとは対照的。


そして、問題が半分を過ぎる頃には、スリリングなBGMが度を増して、ますます、回答者の心臓に負担をかけます。


「この問題は何問目?」というこの番組特有の問題もあったりして、これがますます回答者の混乱に拍車をかけるようでもありました。

※後には回答者もツボを心得て、この種の問題の対策を取っていたようですね。


司会者が山口崇さんになってから、クイズ開始の合図が女性のソフトなものに変わります。


「スタート!」


これを聞いて、田宮さんが司会の頃のクイズ開始の合図が
実は「スタート!」だったのではないか、と初めてわかった次第ですあせる


いずれにせよ、回答席の高さ、クイズ開始の合図の言葉、回答時間の短さ、スリリングなBGM、珍妙な問題、など、心臓に少なからぬ負担をかけるクイズ番組で、観ているこちらもハラハラしていました。


社会に出ると、スピードを要求されることは、日常茶飯事ですが、クイズ番組に出場してまで、時間に追われたくはないですね。


でも、観ている立場としては、スリル感を味わえて楽しかったです。

田宮二郎さん。
ニヒルな感じが格好よかったです。


アシスタントは丹羽節子さんの頃を覚えています。