萩本欽一さんがパーソナリティーの平日の夜の10分番組。
私が聴いていたのは、21:40からでしたが、地域によっては別の時間帯だったかも知れませんね。
人気番組なので、ウィキペディアさんや、他の多くの方が記事にしていらっしゃいますので、詳細は皆さんにお任せして、いつものようにどうでもいいことを記事にします。
曜日毎に、テーマが決まっていましたが、私が覚えているのは、「レコード大作戦」と「ああカン違い」ぐらいですね。
あれほど聴いていたのに。
「レコード大作戦」は水曜日のテーマだったような、違うような。
覚えているネタもたった二つ。
数少ない覚えているネタをご紹介しますね。
まずはこのネタ。「ああカン違い」のネタだったような記憶があります。
一字一句正確ではないので、そこはご了承くださいね。
司会者:皆様お待たせしました。いよいよこの方の登場です。さいじょう~
観 客:(待ちきれずに黄色い声援) キャー!!
司会者:ぼんじさん!
観 客:(沈黙...)
当時の、「西城秀樹」さんのファンの方々の熱狂ぶりが伺いしれますが、いよいよ登場するのが「西条凡児」さんとわかって、若い女性ファンが沈黙してしまうところが可笑しかったです。
でも「西条凡児」さん、ネタにされて気の毒のような。
次に「レコード大作戦」でのネタ。
あのさ、あのね、おそばはね
(おそば屋ケンちゃんの歌)
シュドゥビ ドゥビドゥビ ドゥビドゥバー
(伊勢佐木町ブルース)
と食べるんだ
(おそば屋ケンちゃんの歌)
これ、すごく良く出来たネタです。
レコードでこの二つの曲をつなげて聴くと、爆笑ものです。
番組の最後で面白かったネタを表彰するんですね。
表彰するネタを決めるとき、欽ちゃんが「決定~!」と叫ぶのですが、
その後に金属の鳴り物が「キン」となって、
すかさず太鼓が「ドン」となりました。
続けると「キンドン」になりますね。
欽ちゃんはこの番組の中でスタッフにしか通じない内輪受けのトークをしていましたので、聴いている私には何のことかはさっぱりわからなかったのですが、スタジオ内の雰囲気がよく伝わってきて、わからなくてもそれなりに楽しめたものでした。
この番組が好評だったので、テレビ版の「欽ドン」も放映が開始されました。
その番組名はラジオ版の「欽ドン」とは微妙に違って、「欽ちゃんのドンとやってみよう!」でしたね。
私は当時から少し斜に構えたところがあって、「ラジオであれだけ面白い表現ができるのに、わざわざテレビでやらなくても」と思っていました。
そういうせいもあって、テレビ版の「欽ドン」はほとんど観ていないのですが、裏番組の固定ファンだったという方が、より実態に近い理由かもわかりません。
提供は集英社。