この震災が起きてから、私は非常に怒りを感じていることがある。まず、菅総理についてだ。
震災発生以来、会見や国会答弁などの表舞台には、ほとんど姿を現さず、たとえ会見を開いたとしても、記者の質問にも応じず、一方的な談話を残して去るだけ。何じゃこりゃ!
一国の総理の姿が見えないなんてどういうことなんかい!この国難の時にリーダーシップも発揮できんのかい!
次に最も怒りを感じたのは先週の石原都知事の発言だ。こんな人間が東京のトップにいたんなんてね!
今週の週刊WPBにも特集が組まれていたが、「天罰発言」だ。詳しくはユーチューブでも見ていただきたい。今回の地震についての都知事の発言内容だ。
「日本人のアイデンティティーは我欲になった。津波をうまく利用して我欲をさっぱり1回洗いなおす必要がある。やっぱり天罰だと思う」
毎度、失言や暴言をかます都知事だが、今回はあまりにも無神経すぎる。
そしてこの発言について会見で記者から指摘されると、「被災者には耳障りな言葉かもしれないと、一言添えた」と反論した。
は?何のフォローにもなってないじゃんか!!一言添えただと!
こんな人物がまたまた都知事選挙に出馬するってさ!出るとか出ないとか、もったいぶりやがって。過去には多選はよくないとか言っておきながらさ…。
今までこの人のおかげで都民は幸せになったのかね?
「五輪の誘致、新東京銀行設立など派手なことばかりやって、都民目線に関心を示さない」と、指摘する元首長もいるぐらいだ。
ともあれ、被災された方々に対し、不謹慎な発言をした都知事。どうやら後々になって発言を謝罪・撤回したらしいが、そう簡単にはいかないんじゃないの?