K-POPに何ら興味のない筆者であるが、今回は今、騒がれている「KARA」の分裂騒動について述べるとしよう。
2007年に韓国でデビューし、昨年8月に日本デビューしたこの「KARA」なるユニット。所属事務所側と契約解除するメンバーと居残るメンバーとに分裂したらしい。
この騒動、同じK-POPの「東方神起」の分裂騒動とよく似ている。どうやらこの問題、KARAのメンバーが所属事務所から人格否定をされただとか、ギャラが安いだとかで揉めているらしいが、どうもメンバーの親などが絡んでいるらしい。メンバー自身が知らないところで、親と事務所側とが争っているのか、真相はわからないが、今後もこういった騒動は起こるかもしれないとか。日本に上陸したユニットは、少女時代や超新星など様々あるが、彼らまたは彼女らもこうした事態に巻き込まれるかもしれない。
今や韓国は国をあげて、国家戦略のひとつとしてK-POPを重要視しているらしいが、彼らタレントやアイドルが国や所属事務所の駒のひとつとして使い捨てになっているとするならば…。
彼らまたは彼女らに固定のファンがいるとするならば、こうしたゴタゴタや分裂騒動は支持するファンを裏切るだけだろう。騒動を起こしている側はファンの存在を全く考えようともせず、無視しすぎてはいまいか。
こうした騒動が今後も再び起これば、「K-POPユニットは日本デビューしても、どうせすぐに分裂・解散するだけなんでしょ?」という風潮になるはず。事務所から使い捨ての駒のようなタレントからファンは次々と離れ、K-POP自体が日本人からも愛想をつかされるだけだろう。
ファンを無視して、金絡みで揉め事ばかりを起こすK-POPはこのままいけば衰退する可能性すらある。
はたしてK-POPユニット、どうなっていくのか。今後も着目したい。