今月中頃に内閣改造を考えているのか菅総理。問責を突き付けられた仙石官房長官や馬淵国交相の交替もありうるのか?ともかく総理は通常国会を乗り切るためにあれこれと策を練っているのであろう。
そしてあの小沢氏はどうなるのか。これからの政界の波乱は必至だ。
とにもかくにも、選挙を常に考えた政治は思い切った決断もできない。選挙民の顔だけをうかがってばかりの政治。例えば消費税引き上げすら、選挙のことを考えたら、たちまち議員たちは足踏みしてしまう。
小選挙区制度の中で行われる政治体制はこうした弊害があるのも事実。官公労など労組依存の強い民主党。労組を敵に回すかのような政策は実行できない。
選挙の結果のみを考えてばかりの政治はもうウンザリである。もう、議員や政治家たちは自身の選挙の当落を投げ捨ててでも、この国のため、与党野党を超えて救国内閣的なものを期間限定でもいいから作ってみるのはどうか。
国内経済、北朝鮮の脅威など、もはや問題は山積である。選挙のことばかりを考えている政治家はいらない。「選挙の神様」や「選挙の天才」などいらないのだ。本気でこの国を憂いている政治家を求めたい。
国会議員という身分にしがみついた古い議員や政治家はいらない。