浜崎あゆみ氏の新曲「crossroad」は、あの小室哲哉氏の作曲プロデュースによるものだ。それはともかく、私が語りたいのはカップリング曲である。

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カップリング曲とは、あのTMネットワークの名曲「seven days war」のカバーである。かつてソニーと対立を深めたことのあるエーベックスが、かつてエピックソニーからリリースされた、TMのこの楽曲を浜崎あゆみ氏が、カバーする形で世に登場するわけだ。現在、小室哲哉氏は例の事件の判決後の昨年に、エーベックスと専属契約を結び、エーベックス所属のアーティストとなっている。小室氏が自身の借金の肩代わりをしたエーベックスへの恩義を感じたからであろう。


TM自体にそんなに興味があるとは思えない浜崎あゆみ氏に「seven days war」をカバーさせるとはね…。まぁ、小室哲哉氏の毎度のパターンだが。鈴木あみ氏然り、妻のKEIKO氏然りである。


ともかく何はともあれ、浜崎あゆみ氏のTMカバー「seven days war」を聴いてみた。


断然、本物のTMのボーカル宇都宮隆氏には及ばない。浜崎あゆみ氏の声に感情がこもっていない感じがするのはこの私だけだろうか。


なぜ、感情がこもっていないのか?当たり前である。先述したとおり、浜崎あゆみ自身がTMに興味がないからである。だから、漠然とした歌い方に違和感を感じるのだ。

わざわざTMの楽曲をカバーさせる必要も意味もないのに、何故エーベックスや小室哲哉氏がそんなことを浜崎あゆみ氏にさせたのか甚だ疑問である。

ただ、これによりTMの楽曲が再び世に知れ渡ることになれば幸いなのだが…。