
ついに毎年恒例のあの「サマージャンボ宝くじ」が7月7日から発売される。だがしかしである。このたび新たに、もう1つの3百円くじが同時発売されることとなった。それが「一千万サマーくじ」である。
同時に3百円くじを2種類売り出すのは、5月のドリームジャンボとミリオンドリームがすでに存在しているが、このたびの夏のジャンボ発売期においては初めてである。
一千万サマーくじは、一等が勿論、一千万円であり、発売総額180億円・6ユニットの場合、一等は600本当選する。その他、一等の前後の番号で当選すると貰える、「ボーナスレジャー賞」としてレジャーチケット10万円分が1200本ある。
2等は1万円が6万本当たる。3等は3百円。
ミリオンドリームの親戚みたいな存在が一千万サマーくじであろう。
ともかく何でこんな企画を急に編み出したか不明だ。府に落ちない。つい最近まで、政府の事業仕分けで「日本宝くじ協会」などの法人が仕分けの対象として追及される場面が報道等で伝えられたが、それらとの関連もあるのか?
宝くじ購入者への還元率が低いのも問題だが、法人へ天下っている役人への莫大な給与等に、売上金の一部が使われていると、事業仕分けで追及され、且つマスコミ等で指摘される中での、「一千万サマーくじ」なるものの発売。どう考えても怪しいとしか思えない。ともかくも、宝くじ購入者への還元率を上げてくれればいいのだが…。