キン肉マンに登場するキャラクターには「超人強度」なるパワー値が存在し、ドラゴンボールに登場するキャラクターには「戦闘力」なるパワー値が存在する。




超人強度はパワー値といえど、それが直接的にイコール強さではない。数値の大小が勝敗を決定付けるとは言い難い。実際、ロビンマスクはマンモスマンやマリポーサみたいな超人強度が異常に高い者たちに戦いを挑み、勝っている。だから超人強度の数値の大小はたいして意味がない。




どちらかというと「生命力」と言ったほうがいいかも。超人強度の高いことで知られる悪魔超人バッファローマンは死ぬ間際において、試合で死亡したウォーズマンなどの超人に自分のパワーを分け与えて生き返らせているし。




で、ドラゴンボールの「戦闘力」だ。これの場合は数値のデカさがイコール強さだ。はっきり言って数値の高いやつが勝敗を決する。漫画版において、フリーザ第1変身の際、フリーザ自身が「もう戦闘力100万くらいはあるかな…」と発言している。このあたりから「戦闘力」という言葉は出なくなり、数値的には100万を最後に、それ以上の数値は漫画版には出てこない。ただ魔人ブウ編においてはバビディが「キリ」というバワーの単位を用いているが…。



キン肉マンとドラゴンボールにおけるパワー値は、それぞれ全く意味が違うということをここで改めて確認できたら幸いである。