92年はまさしくB’Z超快進撃の年だ。5月には両A面シングル「blowin’/TIME」がリリースされた。

「blowin’」はカラオケでもよく歌われたナンバーだ。ライブでもお馴染みの曲である。まさにB’Z定番ソングだ。曲自体はデジタルビートが顕著である。サビ部分はどう聴いてもTM風だ。宇都宮隆が唄ってもいいぐらいだ。カルビーポテトチップスのCMソングでもあり、CMには宮沢りえが起用されていた。
ちなみにだが、2008年にリリースされたベスト版(青いやつね)には、デジタルビートを抑え気味にした新録バージョンが収められている。
当シングルのもう1方の面は「TIME」であるが、しょっちゅうベストアルバムでお目にかかる。稲葉のクサイ1曲である。私はこの曲のメロディーラインが好きなもんで、過去に何度も馬鹿みたいに唄いまくった。酒が入っていい気になりながらね(笑)。
92年および93年のいわゆるB’Z絶頂期の入り口的なナンバーが今作だ。これからイケイケドンドン路線が始まっていくのだった。