
表題を見てのとおり、今日はあのロッテのお菓子、ビックリマンについて語ろう。現在、書店などでは、ビックリマンを特集した本・別冊宝島「ビックリマンシールコレクション」なるものが売られている。しかもすごいのは、付録に「悪魔VS天使」の第一弾のすべてである37枚のシールが当時のサイズのままでついているという豪華さ!これはすごすぎるぞ。キラキラのヘッドシールの元祖スーパーゼウスまでもゲットじゃあ!!
特集本の内容はここでは語らない。見て楽しんで頂こう。すごい懐かしいから。しかも、「あの頃の我が国はバブルの絶頂期で…」、なーんて思いながら読んでいただくといいだろう。
ここで私が書くのはビックリマンにまつわるガキの時分の話である。思い出したらいろいろあるわ…。ちなみにビックリマンチョコの「悪魔VS天使」シリーズは1985年が最初である。
私は世代的にドンピシャだった。ちょうど小学生であり、当時ビックリマンシール集めに、駄菓子屋やらスーパーを探しては随分、奔走したものだ。エピソードはたっぷりあるがここでは全部書ききれないであろう。
当時、私は何故か知らぬ間にかというか、いつの間にかというか、ビックリマンシールを集めているコレクター小僧になっていた。未だに何がきっかけかは分からないままだが。(ガキの頃の遊びのきっかけなんて、大抵そんなもんだろう)
ともあれ当時、私は町内中を走り回った。ただシールだけを求めて。学校が終われば、ビックリマンチョコを探す毎日。駄菓子屋にビックリマンが1箱入荷されれば、隣近所の子供はすぐさま買いに走り出す。私もだ。かなり猛ダッシュで。当然、買えるチョコの個数は決められていて、一人3個とか、厳しいときには一人1個とか。厚かましくいきなり5個ぐらい買おうもんなら、ガチで店主に叱られたよ(笑)。
チョコ入荷の情報を入手したら、まず店にチョコがあるかどうかの確認の電話をして、チョコを押さえてもらったり、親や祖父母までもを連れていって一人3個のところを6個にしたり…。いろんな知恵を搾りまくったなぁ。とにかく駄菓子屋やスーパーに入荷したかの確認の電話をしまくって、チョコがあるのを確認できたら、ひたすら自転車こいで一目散だったよ…。
そーいや、シール交換もしたなぁ。キラキラやホログラムのヘッドシールをゲットしたら、自慢しまくってたし。もうあんな社会現象は経験できんわなぁ…。シール欲しさにチョコ捨てたりする人が続出して社会問題になったっけ。シールをお金で売買したりとか、人気がヒートアップしすぎたよね。当時、チョコ価格30円のおまけであるヘッドシールの豪華さが、賭博要素があるとして、ロッテが公正取引委員会から指摘されたりしてさ。結局、シールのキャラのほとんどがヘッドになっちゃって、キラキラやホログラムシールが廃止されて、シール価値の低下を招いた時期もあったっけ(笑)。
語ったらキリがない。また第2弾で語るとするか…。エピソード満載のビックリマン。もうあんな古き良き時代は来ないんだろうなぁ…。