昨年8月末の総選挙後に政権交代が行われ、もはや半年以上経ったわけだが、現政権与党の支持率の低下ぶりは危険水域に入ったと言っていいだろう。
 しかしである。現与党と対峙する最大野党のほうも与党が支持率を下げたとはいえ、その受け皿になっているわけではない。
 今日、その最大野党の大物代議士が党を離れ、新党を結成する動きが報道されているが、この一連の動きを見て、「新党を作って一体何がしたいの?」と思った方もたくさんおられるであろう。私もこの方たちの顔ぶれを見て、何も新鮮さを感じないし、古い政治家が老人会を作っただけにしか思えないのだ。ともかく一体、何がしたいのか?今後も注目して見る価値があるのだろうか?