破産法は、個人的には、第一問設問1・2がまったく考えたことない問題でむずかしかったのですが、




演習ノート22には、かなり近い問題がのっていたみたいですね(382~384)。




僕は、ロースクール倒産法で勉強していたのですが、




今年3版も出ているみたいですし、そろそろ知識が古くなっているのかもしれません。




もっとも、処理の巧拙はともかく、問題の所在は一応示せていたみたいで一安心です。




現場思考問題だと思って問題の所在を示すことに集中したのですが、演習ノート22を解いていた人に



とっては既知の問題だったということなのかもしれません。



債権確定の既判力の及ぶ範囲について、自分の見解を一応示せていれば、一応の水準にはのるのではないかと思っています。




設問3については、破産法253条1項3号「悪意」の意義について問われていたということでは間違えないと思うのですが、問題文が長く、ほかに論じることがあるように思います。



僕は、取戻権の成否を検討したのですがあってるかはわかりません。




第一問は、ほとんど民訴の既判力の問題と化してましたね。



一発目からこれはきつかったです。



毎年思うんですが、司法試験は破産法が一番難しい。