今日はローの教授の起案でした。
問題は簡単に言うと、口頭弁論終結後の承継人に既判力が及ぶかの検討と、承継人が前訴の存在を知らない場合、知っている場合で、既判力の拡張の結論に影響があるか検討せよというものでした。
前段はいいとして、後段でしくじりました。
口頭弁論終結の承継人は、前訴当事者の代替的手続保障があるのだから、既判力が及ぶので、その承継人自身の主観面は、結論に影響がないのです。
代替的手続保障は、承継人の知・不知を問わずに及ぶ。したがって、承継人の知・不知を問わず、既判力は拡張される。それだけ最初に書けばよかった。
僕は、承継人の主観面が代替的手続保障に影響を与える余地があるかという点から検討したのですが、そもそも、代替的手続き保障と、承継人自身の手続保障はまったく異質なものなので、まったく異質なものをつなげようとしたせいで、最後の最後に論理破綻してしまいました。
破綻に最後に気が付いて、最後の部分を全部消すことで、実質的に途中答案にしてしまうということになりました。。。
最後だったので、形式面を整えることもできず、最悪でした。。
最後に破綻に気が付くどうしようもないですね。
一種の現場思考問題だと判断して、
原理原則から、結論を示すことをまずすべきでした。
、基本部分は、先に検討してしまって、難し目の例外部分は後に検討するべきだったと。
知識量が増えても、うまく使えないと、かえって点が下がってしまうことになりかねませんね。
基本をおろそかにしないようにしているけど、実際に徹底するのは、難しいです。
もう年末だし、調子を上げて行きたいです。
答案構成メモ
構成 25分
1枚目 44分 19分
2枚目 66分 22分
3枚目 80分 14分
4枚目 90分 半分