今日の午前中は、ローの先生が開催してくださっている、民訴の起案ゼミに参加してきました。




問題は、百選10②(平成10・6・30)がベースの問題でした。

90分で書くかんじです。

判例の事案では、係属中の別訴訟の訴訟物(一部請求)残部を相殺の抗弁に供する是非が、重複起訴との関係で問題となっていたのですが、今回は別訴敗訴確定後に一部請求残部を相殺の抗弁として提出できるかという問題設定でした(本判例の補足意見に関するもの)。



判例で問題となった重複起訴は一文字も書かず、既判力と信義則による主張制限の問題として処理しました。しかし、相殺の抗弁は別訴棄却判決前に提出していたので、重複起訴も書くべきでした。重複起訴書かなかったのは、結構いたいミスですね。。。


ミスった原因は、勝手に棄却判決後に、相殺の抗弁が提出されたものと思い込んだことです。

時系列書いていたのに、最後のところで書くのが適当になってしまったことと、

別訴の棄却判決ばかりに目が行ったのが、よくなかったのだと思います。


またこれを機に百選38②と81②はセットで考えるようにしたいところです。







今日の反省は





メインの論点がわかってもそれだけ聞いてると思うな!




です!



答案反省メモ

答案構成 35分

1枚目 0:55 20分

2枚目 1:08 13分

3枚目 1:27 15分

4枚目 1:30 3分


設問前段 設問後段

予定 35-65 65-90

現実 35-70 70-90 設問1::設問2=2p:1,2p


前回の答練でもそうだったのですが、自分の決めた時間より、5分オーバーしてしまう癖があるようです。

早め早めに危機感をもって端折り始めるなどの工夫がいります。