うーん。同じ論点書いてるのにどうしてこうまで、差がつくでしょうね。
そして、どうしたらこの差を埋めることができるのかが問題です。
※事実適示【】、下線は評価
出題趣旨(刑訴H25 設問1):
甲の携帯電話を差し押さえる前提として、・・・、具体的事実を抽出した上で関連性の有無を論じる必要がある。
私:
「本件では【乙から送信されたメールが残っているとPは考えて差し押さえている】から、携帯電話について関連性を認めることができる」
一応出題趣旨、そのままというか、なぞってますね。現場では、この程度書くので精いっぱいでした。もし、時間があったら、包括的差し押さえの判例の論証を張り付けていたので、むしろ時間がなくてよかったのかもしれませんが。
さて、上位答案も、出題趣旨通りの論述をしているんですが、書き方に大きな違いがあります。
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推定70点答案(LEC無料公開講座の再現答案から引用):
【乙が任意提出した携帯電話に、「報酬だけど、100万円でどうだ」と記載された甲宛のメールがある】。そうすると、【甲乙間で報酬についての合意がされていた旨の乙の供述】から、甲が乙と同様のメールを受信した可能性が高い。そして、携帯電話は手軽にメールのやり取りをできるものであるから、甲の携帯電話には上記メールが存在する蓋然性があり、本件事件との関連性がある。
事実の抜き出した量も、評価の量もかなり違います。僕のようにあっさり書いて、この答案と同じ点数を取るのはかなり困難ですね。同じこと書いてるつもりでもかなり差が付きそうです。
配点が10点あったら、僕は3点、上位は7、8点は入りそうです。
こういうのの積み重ねで、最終的には20点くらい差がつくと。
事実の抜き出し、評価をより徹底する必要があるのですが、それを現実に実現するための手段が問題なんですよね。。。年内に何とかしたいです