俺は司法試験に落ちた。


この現実を今、体の芯から痛く実感している。

試験に合格した友人たちは、皆法的素養においては、自分より遥かに優れたものを持っていた人ばかりだった。もっとも、自分より優れた人が合格している訳ではなかった。そして、自分と同じ位と思っていた人は皆落ちていた。

この事が示すのは、自分の実力不足だろう。まだ、合格に必要な実力水準に達していなかったということだと思う。だから、現実を受け入れて、明日からリスタートする。いつまでもへこんでいるわけにはいかない。平成25年9月10日は必ず合格する。しかも2桁合格を目指す。もうこんなに悔しい思いはしたくはない。

俺は、昔自分の弱点を認めたがらないといわれたことがある。確かにそうかもしれない。この試験は何となく続けていれば何となく何度でも落ちる試験だと思う。たとえいくら勉強時間を増やそうとも。だからこそ、今回は自己分析、敗因分析をしっかりしないといけない。自分の弱点に真直ぐに向かい合う事が不可欠だ。
 
自分の弱点を認めたがらないということの真の意味は、‘なんとなく’評論家的に、弱点を講評して、こういう弱点もあるよねといった感じで満足してしまう事だと思う。一見自分に厳しそうで、実は自分に甘い。肝腎なところをつめていない。こういう事では、また来年も上手くいかないと思うし、今後も人施もなーなーで終わってしまう恐れがある。今年は出来うる限りを越えて、自分にシビアに接してく行と思う。

死んだ母さんには、絶対法律家になるって約束した。ここに来るまでにいろんな人のお世話になった、その手間に報いる為に、残り245日全力を尽くすと今誓う。

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