体に悪い、アルミニウムの摂取量が多い人の特徴にショック

6.7キロのトイプードルと中学生の息子2名、40代夫婦一家5人で東京に住んでいます。
コロナ前までは栄養士として働いていました。手軽なレシピ、生活に役立つ情報を投稿しています。

こんにちは～♡

先日、ブログでホイル料理を載せたところ、

「アルミ箔って体に悪いのではないか？」というご質問をいただきました。

たしかにアルツハイマーの方の脳にはアルミニウムが多いとか体に悪いイメージありますよね。

実はこの疑問、多くの方が気になり，WHO、厚生労働省、農林水産省、東京都福祉局のＨＰなどにも回答が載っているほどなのです！

結論からいうと、

一日の摂取上限が決まっている！

摂取上限いないならばOKと言われてきました。(過去形）

世界保健機関は体重1キロ当たり40mg/kgという一日当たりの安全なアルミニウム摂取量を決めています。体重５0kgの人にとっては、アルミニウムの1日当たりの許容摂取量は2,000mg。

私はそう習ってきました。

ところが今は、

どうも

違うのです(*´Д｀)

例えばこちら、東京都福祉局のHPより引用

そこにも、アルミニウムは酸素、鉄、銅などと同じく自然界に多く存在する元素で、土壌、水、空気、植物の中に含まれていて、日常的に体内に取り込んでいるが、それらのほとんどが対外へ排出される、と書かれています。

また以前アルミニウムの過剰摂取がアルツハイマー病を引き起こすとする説が報告されたことっがあり、その後多くの研究が行われたがそれを裏付ける証拠が見つかっていないと書かれています。

また食品安全員会のHP「アルミニウムに関する情報」によっても

アルミニウムは、地殻を構成する元素の中で 3 番目に多い元素であり、土壌、水及び空気中に存在し、包装材料、容器、自動車、航空機等に幅広く使用されています。現行の食品等の国内の規制としては、水道法に基づく水道水質基準において、アルミニウム及びその化合物の量を 0.2mg/L（アルミニウムとして）以下とされています。また、硫酸アルミニウムアンモニウム、硫酸アルミニウムカリウム等が食品添加物として使用が認められ、食品衛生法に基づく規格基準が設定されています。なお、アルツハイマー病の発症とアルミニウムには、何らかの関係がある可能性は否定できませんが、今のところ、アルミニウムの摂取が原因でアルツハイマー病が発症するとは言えないとされています。（食品安全委員会のリスク評価について

○ 2006 年、FAO/WHO 合同食品添加物専門家会議（JECFA※１）第 67 回会合においては、アルミニウムについて、繁殖系及び発達神経系に従来の PTWI（暫定耐容週間摂取量※２）より低い投与量により健康影響がある可能性があることから、 PTWI を７mg/kg 体重/週から１mg/kg 体重/週に引き下げています。その後、新たな知見を踏まえ、2011 年の第 74 回会合において、PTWI を２mg/kg 体重/週としています。 ○ 2009 年より、コーデックス委員会（※３）食品添加物部会においては、食品添加物として硫酸アルミニウムアンモニウム等について、最大使用量を議論しています。 ○ なお、PTWI とは、TWI(耐容週間摂取量）の暫定的な値です。TWI とは、人が一生涯摂取し続けても健康への悪影響がないと推定される一週間あたりの摂取量のことであり、この値を超える物質を摂取しても直ちに健康への悪影響があるわけではありません。アルミニウムに限らず、バランスの取れた偏りのない食生活を心

まとめると、

アルミニウムについて、繁殖系及び発達神経系に従来の PTWI（暫定耐容週間摂取量※２）より低い投与量により健康影響がある可能性があることから、 PTWI を７mg/kg 体重/週から１mg/kg 体重/週に引き下げており、2009 年より、コーデックス委員会（※３）食品添加物部会においては、食品添加物として硫酸アルミニウムアンモニウム等について、最大使用量を議論しています。

と、アルミニウムの摂取上限を引き下げてなんでもないと思っているわけではなさそう。

さらに、、、

ここから先は私が知らなかったことなのですが、

今はこの摂取上限を超えている人が多数いる可能性があると言われていわれているそうです。

そういう人にとって、アルミ箔をつかった料理はしなくてもよいならしないほうがよい、ということになりますね。なので先日ホイル料理をブログでご紹介したのですが、小さなお子さんのいらっしゃる方や、気になる方は使わないほうが良い、ということになります。申し訳ありません。

アルミ箔の摂取量が基準値より多い可能性のある人

アルミ箔の摂取量が基準値より多い可能性のある人の特徴についても、厚生労働省のHPでも言及しています。

以下厚生労働省はHPからの引用。

『厚生労働省では、平成23年度～24年度に加工食品と野菜などの生鮮食品からアルミニウムをどれくらい摂取しているのか調査を行いました。その結果、アルミニウムの推定摂取量の平均値は、すべての年代層で「暫定的な許容量」（許容量）を下回っていました。ところが、小児（1-6歳）では、許容量に対する摂取量の割合が最も大きく、許容量の約43％でした。
アルミニウムを含む食品を多く食べる場合の推計では、小児では摂取量の多い5％の人が許容量を超える可能性があることがわかりました。小児以外の年代層では、許容量を超えませんでした。
アルミニウムの推定摂取量には、穀類加工品や菓子類などの寄与が大きく、これは、膨脹剤として使用される食品添加物（硫酸アルミニウムカリウムや硫酸アルミニウムアンモニウム）によるものと推察されました。』

とのことです。

小児は体重が軽い分、摂取上限が低く設定されるのでオーバーしやすいのだと思いますが、安全と言われる数値を子供がオーバーするのは嫌ですね。

お菓子与えすぎ、アルミ缶ジュース、アルミのお弁当箱、アルミ箔料理もできるだけ、避けられるならば避けたほうが良いのかもしれませんね。

まさかの５％の子供が摂取上限を上回ってる可能性があるとはショックでした。

100人中5人ということは、一クラス30人として、そのうち１～２名という計算ですね。

お菓子の食べすぎって色々よくないですね。。。

気を付けようと思いました。

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