鏡餅の上に乗っているのは、みかんじゃない、な話。

6.7キロのトイプードルと中学生の息子2名、40代夫婦一家5人で東京に住んでいます。コロナ前までは栄養士として働いていました。手軽なレシピ、生活に役立つ情報を投稿しています。趣味の大人のバレエにはまってます

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新年を迎えるとお供えする「鏡餅」

皆様ご用意されました？

この鏡餅の上に乗っているのは、ミカンではないってご存じですか？

正解は、「橙（だいだい）」という果物なのですが、橙は、木から落ちずに実が大きく育つため、その家が繁栄し「代々（だいだい）」続くようにと縁起を担いでお餅の上にのせられていたのだそうです。

ミカンと橙の違い

みかんと橙は、同じミカン科ミカン属柑橘類で、ほぼ同じ。

しかし味はかなり違います。

みかんとは？

みかん＝温州みかん（うんしゅうみかん）

中国の温州地方で作られた柑橘類が非常に美味のだめ、「温州で作ったみかんのように美味しい」という意味を込めて温州みかんと名付けられているそうです。日本独自の温州ミカンで、400年ほど前に突然変異によって種無しのみかんが生まれたそうえす。種無し＝縁起が悪いと敬遠され、当時はごく限られた地域でのみ栽培されていたそうです。またお正月の鏡餅の上にも種なしのミカンをかざるのはあまり喜ばしくない、と考えている方もいらっしゃるそうです。

橙（だいだい）とは？

橙の原産はインド・ヒマラヤ地方で、日本は中国を経由して入ってきたそうです。ヨーロッパではサワーオレンジ、ビターオレンジと呼ばれており、マーマレード用に栽培されているそうです。

橙は木になりますが、実った果実を収穫せずにいると、落下することなく2～3年の間はそのままの状態でついているそうで、同じ木に1年目の果実、2年目の果実、3年目の果実と、いろいろな世代の実が生るところから、「代々→だいだい→橙」と呼ばれるようになったそうです。
この代々という言葉が「代々＝何代も家が続いていく＝子孫繁栄」となり、縁起が良いとしてお正月飾りに使うようになったそうです。

アロマテラピーなどで用いるエッセンシャルオイルに、橙の花から作った精油「ネロリ」！トムフォードの香水にもネロリってありますよね～

ちなみに、、、うちの子にもきいてみました～～～

ワタス「鏡餅の上にのっているオレンジ色の丸いやつ、なんだと思う？」

ハチマキ兄「みかん」

うーん。

ハチマキ塾に通っている兄ちゃんとして、わざわざ質問したと言う事は、ミカンではないと察してほしかったなぁ。

ファミチキ兄「デコポン」

デコポン・・・。名前からして違いそうっていう感覚欲しかったー

と、そこで正解は「橙（だいだい）」と伝えると、

ファミチキ兄

「橙って名前のみかん、

なんじゃねーの？」