栄養士そっち~のブログに、
ご訪問ありがとうございます。
6.3kgのトイプードル、カブ子と息子2名、
40代の夫の4人で東京に暮らしてます。
コロナ前まで栄養士をしていました。
手軽なレシピ、ダイエット、離乳食
コストコ、生活に役立つ情報
を発信しています。
趣味:大人のバレエ
8月12日までは元気だったのに、突然便秘で母が亡くなりました。
母は日ごろから私のブログ読者さんのためになりたいと言っていましたし、
ただの便秘が死に至ってしまったので、
皆さまにも十分にありえることだと思もったので、詳しく書きます。
読者さん、また読者さんのご家族の方にも気を付けていただきたく
ブログで詳細を書きたいと思います。
中途半端に身バレ防止のためフェイクを入れてしまうと、
(身バレも何も顔も本名も出している私に、身バレ防止などはじめから希望しておらず、正しい情報発信をしたいと思っています)
無知なだけに、間違った情報発信になってしまうためフェイクは入れません。ただ、聞きたことを誤訳してしまっている部分はあるかもしれません。
病院名はもしかしたら、病院のルールと違う待遇(配慮)があった場合、病院にご迷惑をおかけしてしまうため、書けません。
また印象として、転送先の病院は、既に到着時にどうしようもない状態だったと思っています。
医療事故だとは全く思っていません。医師看護師の方の対応も遺族に寄り添ったものでした。看護師さんは一緒に泣いてくれました。
ブログに詳細を書く目的は、便秘が死にいたる、ということをお伝えしたくて書いています。
直接の死因としては赤文字は医師から伝えられた病名です。こちらは間違いないです。。
黒文字は医師からの説明を私なりに把握した内容で間違っていたら、お詳しい方ご指摘ください。
下部消化管穿孔←便秘により、腸が破けて、内容物が出たことで他の臓器が感染し、敗血症になった。
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敗血症性ショック←敗血症により多臓器不全になる。
私が子供のころから、便秘だった母
母は私が子供のころから重度の便秘でした。
月1回、お腹が痛いとの絶叫していました。
私がトラウマになるほどの暴れ方で、トイレ→リビングの往復し、
痛い痛い、ああああああ!!!!!と毎月叫ぶので、恐ろしくて何度も病院に行ってほしいと言っていた記憶があります。
ちなみに私は便秘ではないですが、毎月生理痛で母と同じように、苦しみながらのたうち回っており、
生理が始まると同時に飲みます。
そういう意味では母も便秘ではなく子宮の痛み?と思えますが、母は私の出産時、子宮筋腫による子宮全摘手術を受けています。
その後、恐らく10年前だったか20年前だったか。
母から便秘外来に通っていると聞きました。
少しだけ良くなったけど治らないと聞いていました。
お薬手帳を見る限り、今は便秘外来は行っていないようでした。
本人も「私が死ぬときは、大腸がん」と言っていました。
大腸がんではありませんでしたが、大腸が原因というのは、その通りになってしまいました。
本人もこれはおかしいと30代あたりから自覚があったのだと思います。
8月12日午前中~
母はメンタルも、体もとても強く、下手したら中学生の息子より強いかもしれません。
来ると孫たちをマッサージして、勉強をみて、我が家の雑草を抜き大掃除しています。
さすがに今回は暑いので雑草はヤメテ!熱中症になったら救急隊のご迷惑になるから、ヤメテ!と阻止しましたが
救急隊の迷惑になるから、と言わなかったら、普通にできてしまうぐらい強い人です
元気に、孫の部屋を掃除したい!といって、大掃除をしていました。
母は普通の74歳よりかなり元気で、風邪もひかず、インフルエンザになど人生で1回ないかもしれないです。長年仕事をしており、メンタルもとても安定している人で、私のようにうつ病になったり、パニック発作の傾向は一切ありません。
持病は今年の冬にスポーツクラブでキックボクシング系のスタジオにでて、足をいためてからの全身が痛くなりリウマチと診断された以外、65歳過ぎたあたりから、高脂血症(アトルバスイタチン5mg錠 1日1回)、長年の便秘以外、何もありません。
8月12日 夕方
母から「便秘の薬を忘れちゃったのだけど、コーラックある?5錠欲しい」と言われ、渡し、すぐに飲んでいました。
母は昔からコーラックの使用量の1回2錠では全く効果がなく5~7錠飲んでいました。
この部分は私の勝手な感想なのですが
「今思えば、便が腸に詰まっているところに、コーラックで無理矢理腸を動かしたことで、腸が破裂したのではないか、
この時コーラックではなく、イチジク浣腸とマグミットを渡していればこうならなかったのではないか?と。」
ただ少なくとも、この時は母はいつも通りだったので、私も言われるままにコーラックを渡しました。
コーラックを飲み、30分ぐらいしたときに、カブ子が尋常ではないような吠え方をしだして、
泥棒でも入って来たのかと思って慌てて1階に行くと、母の嘔吐の音が聞こえました。
「大丈夫!?どうしたの?」と聞くと、「便秘で吐いている」と言っていました。
母が便秘でのたうち回る姿は見慣れていますが、吐いているのは初めてみました。
その後母がリビングにやってきたときの顔色というか、雰囲気が
いつもとあまりに違い、さらに、暑いと言ったり、寒いといったり、
キッチンにある大ふきを水で濡らして持ってきて!といわれ大ふきを顔にあてていました。
普通大ふき嫌じゃないですか。そんなことはどうでもよい、というぐらい顔を塗れたタオルで拭きたかったのかなと思いました。
素人目に見ても、救急車を呼ぶレベルに見えましたので救急車を呼びすぐに消防車到着、救急車は50分後に到着。
この時は、意識もしっかりありました。
ただ辛そう、顔色が見たことのない顔色、という感じでした。
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病院ですぐにCT
病院到着直後のCT
この時は重度の便秘との診断で、浣腸をするたびに看護師さんが報告にきて
出るのを待っています!と。
それでも出てこなくいため、指でかきだす?と説明をうけましたが、それでも出てこないとの説明をうける。
まあ出てくるでしょうとのことで、家に帰るように言われたので
やはりただの便秘なのだと思いました。(母の様子をみていないのでどのぐらい具合が悪そうだったのか等さっぱりわかりません)
そして、医師が宿直の医師に代わり、
医師の判断がかわり「入院管理」となりました。
8月12日 夜21時
入院の荷物を届けました。この時は軽度患者と思われていたようで、ナースステーションから一番遠い部屋とのこと。
その後、もし様態が急変した場合、男女相部屋でよいか?等の同意書を書きました。
生前母は何でも出していいよといっていたのでCT画像を出します。
入院直後でただの便秘と判断されていた時のCT
▼ただの便秘であってます?
CTの数字?が同時ものを載せています。
この時は便秘をこじらせた、おばあちゃんと思っていました。
元気に明日すっきりしたー!と帰ってくると思っていました。
今思うと、アルコールをこの時飲まなくてよかったです。
8月13日 明け方3時30分
携帯に病院から電話がかかってくる。
「血圧が下がり、危険な状態です。すぐに来てください!カテーテルを入れるため、同意書が必要です!すぐに来てください。いつこれますか!?」
飛び起きて、夫運転で、すぐに病院にいく。
同意書に多数サインをして、
医師から、恐らく腸が破けた。転送先病院を探していると言われる。
こちらはどの時点でサインしたのか不確かです。最初の入院時かもしれません。
・身体抑制←ベッドから落ちないように策をつけるだけでも同意書が必要だそう
・静脈血栓閉塞症
・輸血
・中心静脈カテーテル(CVC)挿入処置←6.2~11.4%合併症がおこるそうです。
こちらは血圧が70に急激に下がった後。
(コメントで空気が出ていると言われましたが、当直の医師からも同じことを言われました。その空気は腸が破けたことを意味するそうです)上記と同じ部分の撮影写真です。
8月13日 朝7時30分
重症患者受け入れ病院に到着。
救急車到着して、10分ぐらい?
①救命救急医がくる。同意書にサインを求める。
血圧が70前後とかなり低く非常に危険な状態。1時間後になくなってもおかしくない、手術も受けられない可能性が高い、
必要な人に連絡を入れるように言われる。
②消化器専門医(手術執刀医)も同意書にサインを求めに説明にくる。
救命救急医と全く同じ内容に加え、今手術に耐えられるか、様々な検査をしていると説明を受ける。
同意書は私が何の事か理解せずに急ぎで全て同意書にサインしました。
皆さまには、事前にわかっていればと思い詳細です。
・ヨード造影検査
・身体抑制←ベッドから落ちないように策をつけるだけでも同意書が必要だそう
・静脈血栓閉塞症
・輸血
・中心静脈カテーテル(CVC)挿入処置←6.2~11.4%合併症がおこるそうです。
・透析用ダブルルーメンカテーテル挿入説明書
麻酔医(こちらは麻酔の一般的な副作用等の同意書のための説明)をうける。
8月13日 朝8時00分
手術を受けられるとの判断を消化器医より説明される。
しかし、
「助かると思わないでほしい」←救命救急医にも何度も同じ言葉を言われる。
この言葉は転送先病院に移ってすぐから
何十回どころか何百回と聞かされる
私「助かると思わないでほしいというのは、植物人間になるという意味ですか?」
医師「いいえ、植物人間というのは体は機能できているという意味ですが、お母さまの場合、体も機能できないという意味です。」
私「つまり死ぬという意味ですか?」
医師「人の命は誰にも予測できませんが1時間後になくなっても、おかしくない状況です。とはいえ医学に絶対はありません」
「血圧が非常ひくく不安定」
「このままにするとご家族が後悔すると思うので、手術は勧めます。でも傷つけたくないというのであれば行いません」
「医療に絶対はありませんので、可能性はゼロではありません」
「手術は通常は6時間かかる手術ですが、最低限のことを行うため2時間、出来れば3時間行います。
出来るだけのことは行います。」
8月13日 朝8時30分
手術開始から、20~30分後ぐらいに、医師から話があると手術室横の廊下に呼ばれる。
文字数オーバーのため、次ページに続く。
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