素手でバナナを触らない理由

双子育児中のフルタイムワーママ
栄養士そっち〜のブログをご覧下さりありがとうございます
時短で安くて美味しい、でも安全をテーマに料理ブログを書いています
１００均とスーパーが大好きなので、時々生活雑貨ネタへの脱線がありますがお許しを～


今日は栄養士的バナナの扱い方をお伝えしたいと思っています。
大人になって出会った人達の中に
親が栄養士だったという人や、本人が栄養士という人で
バナナを素手で触らないという方が結構います。

(全員ではありませんので ご了承ください)

仕事でご一緒した20代前半の編集者さんもお母さんが栄養士さんで、子供のころ
皮つきのバナナを食べたことがなく、先日そんな話で盛り上がりました。


実は我が家も同じなんです。


バナナは （日本の多くのバナナがフィリピン産なのでフィリピンからくるバナナとして）
１、未熟果収穫後、１～２日後に船積み。
２、５～７日で日本に到着。
３、熟成加工の工場まで１日。
４、熟成加工に４～５日。
５、店頭に並ぶまで１日。
合計で１２～１７日に店頭に並びます。


バナナは船に積まれて運ばれるので、
害虫予防や殺菌目的で、収穫後に農薬をかけています。

昔は農薬の入ったプールにバナナを付けていたそうなのですが
現在の輸入バナナの多くは、シアン化水素による燻蒸（くんじょう）という方法が使われています。
このシアン化水素は残留が少なく安全だといわれているそうなのですが、
化学兵器にも使われている物質なので、なんとなく嫌、、、。
そして、
店頭に並ぶ頃には、使用された農薬・薬品も問題のないレベルまで薄まりますが、
決して「ゼロ」ではない
できるだけ家庭でも防ぎたく、


最初に水洗いします。

↓写真のように、バナナを軸から1cmばかりカットします。

皮ごと揚げる場合でも、最低でもここまではしてあげたいと思います。
（我が家はむいて渡してしまっていますが）

 元東京都消費者センター試験研究所(現 東京都消費生活センター研究所)センター長  増尾 清 著

「農薬添加物を落とすコツ」 参考

保育園などではここで、このようにカットしていきます。

斜めにカットするとむきやすいし、バナナの形に影響を受けず、

大きさを斜めの傾度で調整しやすいので。

そして最後に切れ目を入れて完成です。

なんで私指がたっちゃってるんだろ（笑）



今日はちょっと深刻な話になっちゃいましたけれど
皆さまにとって良い一日になりますように～

私も行ってきます