プロプレイヤーだったクレイグ・ジョンストンが開発者と言われるアディダスプレデター。
プレデターラバーには、johnstonの文字が刻まれている。

アッパーからインサイド、アウトサイド、踵と360度全方向にプレデターラバーが張り巡らされている。当然重くなるわけで、片足400グラムを超えていた。
当時、ステア皮で300グラムを越えるサッカーシューズは重いと言われていたので、はるかに重い。
そして、取替え式のプレデターカップで26,000円と、当時の販売スパイクでは1位2位を争う価格。
当然、多くの人はそんな値段出すなら、アシックスインジェクター2002を22,000円で買ったほうがマシだと思ったはずだ。

そのため、あの当時、初代プレデターを履いているプレイヤーを見たことがなかった。せいぜい、売れ行きが悪く在庫処分で値引きされたプレデターを、受け狙いで買う程度ではなかっただろうか。