東京オリンピックの女子サッカー、北中米カリブ海地区予選の「2020 CONCACAF女子オリンピック予選」で、五輪行きとなる2チームが決定した。

現地時間7日に行われた準決勝第1試合、カナダvsコスタリカはスコアレスのまま戦況が進み、72分にカナダがようやく先制点を決め1-0に。結局このゴールがそのまま決勝点となり、カナダが五輪出場を決めている。

準決勝もう一つの試合、アメリカvsメキシコがその直後に行われ、過去五輪4大会金メダルの優勝候補、アメリカは開始5分でローズ・ラヴェルが先制点を決める。12分には右CKの流れからサマンサ・メウィスがダイレクトシュートを決め、アメリカが2点をリード。

後半に入り67分にメウィスが直接FKを叩き込んでリードが3点に広がると、73分にもダメ押しゴールを決めたアメリカが4-0で勝利を収め、東京五輪の切符を手にしている。

すでに五輪出場枠2つはカナダとアメリカで埋まったが、両者は北中米カリブ海地区の王座を懸け、中1日となる現地時間9日に決勝戦を戦う。