名前:朝倉海
Kai Asakura
出身地:愛知県
生年月日:1993年10月31日
身長:172cm
体重:61.0kg
所属:トライフォース赤坂
Twitter:@kai_1031_
Instagram:kai_asakura_


アウトサイダーでは、実兄の未来(みくる)とともに「アウトサイダーに朝倉兄弟あり」と一目置かれ、60キロ以下級では無敗を誇る。スタンドでも、グラウンドでも一本・KOする力を持っており、何よりそのアグレッシブなファイトスタイルと端正なルックスには関係者が熱い視線を送っていた。さらなる強さを求め、16年には韓国のROAD FCに参戦。その初戦で、リュウ・シャオヤンを、1Rでチョーク葬すると、翌17年3月にも参戦し、アラテン・ヘイリと対戦。その試合でも1Rわずか29秒でマットに沈め2連勝を飾る。続く6月のROAD FC 3戦目では、打撃王ムン・ジェフンと対戦。3連勝を目論んだが、ムンの的確な打撃の前に、KO負けを喫した。 

そして17年末のRIZINデビュー戦では才賀紀左衛門と対戦。スピードある打撃でお互い攻め続け、2RパンチによるKO勝利を収めた。昨年5月に福岡で行われたRIZIN.10ではアンゴラの超新星マネル・ケイプと真っ向から勝負を挑み、一歩も引かない攻撃的な姿勢で攻め立て、判定勝利を挙げる。続く7月のRIZIN.11に出場が決まっていたが、右膝を負傷し欠場を強いられる。しかし、驚異的な回復力で9月のRIZIN.13で復活を果たし、対戦相手のトップノイ・タイガームエタイの粘り強さと地力に苦戦しながらも勝利を収める。そして、昨年大晦日大会では、キャリアで唯一、黒星をつけられたムン・ジェフンとのリベンジマッチが実現。鋭い打撃が持ち味のムンにタックルからのテイクダウンでスタミナを奪い、終盤の乱打戦でムンをダウン寸前まで追い込み死闘を繰り広げ、フルマークの判定勝利でリベンジを果たす。 

19年8月に行われた名古屋大会でRIZIN、Bellator二冠王者の堀口恭司に挑戦すると、下馬評を跳ね除け1RKO勝利のビックアップセットを起こし、一夜にして世界から注目を集めるファイターとなった。続く10月のRIZIN.19でもバンタム級四天王の1人、佐々木憂流迦を強烈な右フックで顎を粉砕し開始54秒でマットに沈めた。前回に続き衝撃的なKO劇を披露し、その実力を確固たるものにした。