バルサ指導者が語る最強の理由 (1/2) 世界最高の下部組織が生んだ究極のサッカー | 欧州サッカー情報局

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バルサ指導者が語る最強の理由 (1/2) 世界最高の下部組織が生んだ究極のサッカー

これほどまでに強いチームがあっただろうか。クラブワールドカップ(W杯)決勝でバルセロナがサントスを終始圧倒し、4-0で完勝した。では一体なぜ、バルサはここまでサントスを圧倒することができたのだろうか? その答え知るために、バルサに縁の深い2人の指導者を訪ねた。カルレス・ロマゴサとダビッド・エルナンデス――。

 彼らはバルサのメソッド部門の責任者であるジョアン・ビラとともに『サッカーサービス』という組織を作り、カタルーニャ地方のみならず、世界中でプロ選手のコンサルティングや育成年代の選手を指導している。かつてカンテラのコーチとして、セスクやピケを指導したカルレス。プジョルのパーソナルコーチとして、日々プレーのアドバイスを送っているダビッド。バルサの哲学を知り尽くす2人に、バルサ最強の理由を直撃した。

■バルサの哲学は「スペースを作り、埋める」

――クラブW杯決勝をスタジアムで観戦し、どのような感想を持ちましたか?

ダビッド この試合ではすべてにおいてバルサがサントスを上回りました。それが4-0という結果に表れています。バルサのサッカーが機能している時に、それを止めるのはどんなチームであっても難しいものです。攻撃面では、バルサの哲学である「スペースを作り、埋める」というプレーを90分間、やり続けました。サントスの選手はその動きにどう対応すればいいか、まったく分かっていませんでした。サントスがなすすべもなく敗れたように見えたのは、彼らが弱いチームだからではなく、バルサが素晴らしいプレーを見せたからです。

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Source by スポーツナビ