膝関節の痛み 滑液包炎。 | しだ接骨院のブログ

しだ接骨院のブログ

〒252-0203
神奈川県相模原市中央区東淵野辺3-11-1
042-707-4444
老若男女からアスリートまで
元気になれる古淵発の接骨院です
受付時間 午前8:30~12:00 午後15:00~20:00
土曜8:30~12:00まで
休診日 日曜・祝日
駐車場3台あります

何度か膝関節の痛みについて

ブログを書かせていただいていますが、

今回も膝関節の痛みについてです。

 

患者さんは、

19歳 男性

大学にてレベルの高い陸上競技を行っています。

 

昨年夏ごろに膝関節に痛みが出現。

MRI診断の結果は、

膝関節滑液包炎というものでした。

 

滑液包とは、

膝関節だけではなく、色々な関節周囲にあり、

普段は、筋肉の摩擦を軽減したり、

動きを滑らかにしたりする役割をしています。

そこに、何らかの負担がかかり、

炎症が起きている状態が、

滑液包炎です。

 

その患者さんは、

先月、当院に来院されるまでの半年以上の間、

注射治療や、鍼治療、その他にも治療院で

色々治療をしてきました。

治療や休息により、

痛みが緩和することもありましたが、

競技を再開すると痛みがぶり返してしまう状態でした。

 

本人の希望としては、

早期の競技復帰と再発がないこと。

 

早期回復には、やはり外科的手術は適さないですし、

こちらで、それ以外の治療をしていくこととなりました。

 

滑液包炎に対しては、

超音波や電気療法で

炎症を沈め、滑液の吸収を促します。

そして、何より大切なことは、

なぜ滑液包に負担がかかっているのか。

それを取り除かない限り、

滑液包炎は繰り返されます。

 

患者さんの身体をしっかりと評価し、

痛みの原因を探り、

そこに対してのアプローチを続けました。

 

治療開始後、1週間。

痛みが少しずつ緩和してきました。

 

そのタイミングで、少しずつ競技復帰。

 

痛みのぶり返しがないことを

丁寧に確認しながら

運動強度を上げていきました。

 

2週間後には、ほぼすべての練習メニューを

こなせるようになりました。

痛みの再発はなし。

滑液包のふくらみも段々に小さくなってきました。

 

そこで、今までほぼ毎日通院してところを

週2回程度に減少。

 

しかし、そこから約10日くらい経過すると、

痛みまではいかなくても

違和感程度に出現。

 

繰り返し、長期化した滑液包炎によって、

滑液膜が肥厚し、

負担が増加してしまっているためか、

まだ完全に身体の状況を改善できていないためか。

 

まだまだ痛みの治療との戦いは続いています。

 

早く治したい一心で治療に通ってくれる

患者さんのためにも、

自分も精一杯の努力を続けます!!

 

しだ接骨院。