フォーメーションは以下の通り。

   岡崎
乾     本田
 香川  遠藤
  長谷部
長友   酒井高
 森重  吉田
   川島

日本代表 1-0 イラク代表
筆者的MOM:乾貴士

 この試合が始まる前にヨルダンがパレスチナを5-1で下すというニュースが飛び込んできた。イラクがパレスチナ相手に取りこぼす事がないと考えると、このイラク戦は非常に重要なものとなる。

 重要なのは”インテンシティー”

 前線からのプレス、球際の激しさ、セットプレーの強さがどこまで高められるかが、勝敗を分ける事になるであろう。



 結果的には試合でネットを揺らしたのは本田圭佑のPKの1点のみ。しかしこの日の日本代表のインテンシティーは攻撃面ではなく、守備面や試合運びに現れた。
 1-0の時間は長かったものの、危ない場面はほとんど無く、王者の風格を漂わせた。全員がハードワークを敢行し、意思の統一が図れたパス回しは、22年前の悲劇から確実に成長を続けている証である。

 そしてアギーレ監督の采配も冴え渡った。今野を投入しダブルボランチでバイタルエリアを潰し、清武を投入しマークをハッキリさせた。
 ピッチ外の騒動を取り上げたいメディアは、もう少しサッカーを理解し、アギーレの手腕を正しく評価して、報道をして頂きたいものである。



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