集まれ!!サッカー小僧!!
さて、サッカーをこよなく愛する人、必読。子どもたちにサッカーを、スポーツを、しつけをしている人達に是非目を通してもらえたら、嬉しいですね。ただ教科書はない、人と接する時間。いろいろな手段があると思います。目標を達成するために、様々な手段を考え、それを実行し、その成果を確認するという生の情報を出していきます。
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韓国キャンプ③

 韓国で帯同してもらったガイドさんの話によると、韓国では、大学生年代に30ヶ月の兵役に行かなければならないそうだ。同じ大学生年代で、自由を束縛される文化と自由にサッカーができる文化の違いをとてつもなく感じた。

 ちょうど、最終戦の高麗大学の郊外のグラウンドの横に、軍の練習場があった。機関銃らしき銃声がこだまするなか、サッカーの試合を行った。練習を終えた兵隊さん達が羨ましそうにサッカーを見ている。どんな思いでサッカーを眺めているのだろうと思った。

 日本の学生は恵まれているんだなと素直に思わざるを得なかった。サッカーがやりたくてもできない環境にある人達から見ると、うちの選手達はとても恵まれている。好きなサッカーができているからだ。もっとサッカーができることの『ありがたみ』を感じることが必要のように思う。そのように、育つ環境を造るのは大人の仕事である。口、言葉ばかり『ありがたみ』を感じろっと吼えても伝わらないのだろう。




韓国キャンプ②

 このキャンプは、選手25名で構成されたチームで実施された。

 漢陽大学との試合。雨、重芝。ウォーミングアップまでの時間が長く、雰囲気がしまらないまま、アップを終えた。試合前に、総監督より『しんどい時にどれだけの力が出せるか』が能力の見せ所になると激が飛んだ。

 その言葉が的中した。開始2分で失点。予め、想定されたものを事前に伝えたのにもかかわらず、選手は理解できていなかったようだ。相手のFWの動きに惑わされて、簡単にDFラインを突破され、ピンチを数回交わしながら、前半を終えた。ハーフタイムに、戦術の確認が再度され、後半は15分間だけであったが、すばらしいゲーム展開ができたようだ。ただその15分で同点にすることができなかったため、相手に追加点を奪われ、万事休す。勝負を引き寄せるための術を見につける必要を感じた試合であった。


 指導者は伝えたと思っても、選手が実際にプレイすると、全く指導者の伝えたはずのことが出来ていないことがある。われわれは、『教える』ということは本当に言葉で伝えることだけなのだろうか?『教える』には、時間をかけて、本人に気付かせることでないだろうか。問題を解決する術を教えたとしても、それ以上の術を編み出すことをしなくなるだろう。だから、われわれは、言葉で『教える』ことだけに捕らわれることは禁物であろう。『教えた気』に、『伝えた気』になっているのは、指導者だけで、選手は一向に変わってない。となると、本人に気付かせる術をわれわれも考えることが必要である。何度となく、同じ方法を選手に行っても、結果として表れてこないのなら、術を積極的に変えることが必要であろう。うちのチームも選手に本人に気付かせる術を変えてみるのもいい手なのではないだろうか。選手が勝手に考えて、気付くできるような環境を整えてあげられるのは、指導者であるわれわれである。

 

 まあ、気付かせる術は、無限にあるのだろう。だから、指導者は面白みがあるのだろう。


韓国キャンプ報告①

 本日、11日からの韓国キャンプより帰国した。

 6泊7日で、中5日で6試合。Aチーム4試合、Bチーム2試合の日程だった。対戦チームは、韓国No.1大学の高麗大学、漢陽大学、光雲大学、K2リーグ所属のヒュンメル。A,B合わせて、成績は3勝3敗。高麗大学には1勝1敗。ヒュンメルに2勝。漢陽、光雲には負け。高麗大学との第1戦目、ヒュンメルとのゲームは、目指すサッカーができ、勝利ももぎ取ることができたゲームであった。

 詳細は、後日載せることにして、まずは報告まで。


韓国キャンプ

 明日から17日まで韓国へキャンプに行く。僕は、大学1年生ぶりの韓国ということだけあって、最近の韓国事情を知らないので、ドキドキしている。またコーチとして帯同するのは、初めてだから、どこまでやればいいのか様子をみながらのキャンプになると思う。


 このキャンプは、韓国の大学チームとの対戦を何試合組まれている。韓国の強さ、直向さなどを選手が肌で感じてくれるのを期待している。僕は、久々に韓国のチームを生でみることができるので、プロ予備軍の選手を肌で感じてきたいと思う。


 今、うちのチームが課題にしているのは、攻撃の流動性をどうだすかということ。FWの動き出すタイミングや出し手の準備、FWにあてた後のサポートなどを厳密に行っている。ただ大切なのは、その状況に適したもらい方、攻撃が展開できるかが問題である。ある決まりきったパターンだけでは応用性がうまれないし、サッカーに欠かせない意外性が生まれてこない。それらを生じさせるために、選手個人が『観えて』いることが大前提にある。これが身についていない選手は残念ながら、その状況に応じたプレイを的確にすることはできないであろう。これは、高校生になるまでに身に付けておきたいスキルであろう。


 どんなときに観えているのがいいのかというと、『自分にボールが向かっているときに』、如何に周りの状況の変化、相手のポジション、味方のポジション、スペース、ゴールの情報を得ること。これにより、プレイの質が決まってしまう。これは、FWもDFも必要なこと。MFも。ときにはGKも。選手としての能力にかかわる重要なポイントである。受け手も出し手も必要である。


 これが出来ていない選手達に、ボールをタイミングよく受けろ、とか、流動的にスペースを見つけて動こう、とか言っても、ほぼスムーズに行かないのは目に見える。でも、できるようにさせないと、得点は奪うことができない。となると、強制的にでも、やらせなければならないのだろうか、それも地道に時間をかけながら、選手に気付かせる(感じさせる)方法がいいのだろうか。

 

 ということで、どの年代を指導するにあたっても、育成年代の指導はとても大切。その年代で身に付けておかなければならないものを身に付けていないと、あとから付けが回ってくる。これは、日本の大きな問題であろう。



 

 

シチュエーションゲーム

 紅白戦を行うときに、ゲームのシチュエーションを与え、紅白戦をする方法がある。単に紅白戦を行うより、モチベーションが高くなる。

 与えられたシチュエーションでどのような戦術をするのかを選手達に相談させて決定し実行させる。うまく行く場合もあれば、うまく行かない場合も当然ある。ただ、ひとり一人がチームの一員として、何を思ってプレイをしなければならないか考えながら、プレイする必要が求められる。責任あるプレイが求められるのである。

 選手達は、その紅白戦で与えられたシチュエーションは、以下のとおり。試合時間は25分。

①前半15分で1得点を奪い、前半で勢いにのりたい。

②前半は失点をゼロにし、得点はカウンター攻撃で狙う。


①のチームは、キックオフと同時に、ボールを奪いにいき、ボールを奪い、そのままゴールを意識したプレイをした。ただシュートをもっと積極的に打つことが必要だったように思う。5回の決定機をはずしたため、15分での得点はできなかったが、20分で待望の得点をあげた。


②のチームは、セフティーなプレイが続き、相手に押し込まれ、逆にボールを奪われることが目立った。またボールを相手から奪っても、セフティーなプレイが念頭にあるため、カウンター攻撃を狙ったパスが繰り出されることはなかった。


取り組みは思って以上によく、とても有意義な紅白戦となった。




決定力不足

 決定機は幾度なく造りだせてはいるが、得点をあげることが出来ない。

 うちの大学だけの問題ではないだろう。

 1つは、シュートのキックの精度が低い。これは、打ち込み不足に尽きる。テニスプレーヤーやゴルファーが意図したところにボールを運べるのは、それだけ打ち込んだからできる技なのだ。それらに比べると、やはりサッカー選手は打ち込み不足であると言わざるを得ないであろう。

 手を使えるスポーツでも想像もできないほどの打ち込み数をしているのにかかわらず、脚でしか扱えないサッカーで限られた蹴りこみ数だけで精度をあげようと思っていることは、安易過ぎる。

 2つ目には、相手との駆け引きのない状態だけでのトレーニングが多すぎるのではないだろうか。試合中のゴール前は、身体を投げ出してでも止めにくるような殺気立ったスペースである。その状況をトレーニングでも作り出すことが必要であろう。まさに、いいセンターバックやゴールキーパーがいれば、いい点取り屋は勝手に出てくるであろう。ということは、いいセンターバックやゴールキーパーを探せばということになるが、それらを育てるには、いい点取り屋が必要になることはいうまでもない。とにかく、試合のプレッシャーを感じながらのトレーニングが不可欠。

 3つ目、何が何でもゴールを奪ってやろうという気持ちが足りない。遊び心は必要だと思うが、必ず決める、決めてみせるという気持ちがボールに乗り移ったシュートでなさすぎる。この選手達は本当に「勝ちたいのかな??」と思う場面が多々あった。これは、メンタル面の強化が必要なのだろうか?手の施しようがない気もする。

 

 また違った意見があったら、聞きたいものなので聞かせてください。


後期リーグ、再開まで1ヶ月。


 後期リーグは9月3日(土)に開催される。
 チームの成長が問われるこの1ヶ月。何より、僕ら指導者が一番に考えなければならないのは、プレイしている選手達が自信を持って、ピッチの上でプレイできるようにすること。ベンチから大声を張り上げて、指示を出さなければならない状況は作りたくない。うまくいくことはあまりないかもしれないが、やはり選手に自信を持たせるぐらいまでやり尽くすことが必要だと思う。

 そして、トレーニングは常に指導者と選手が同じビジョン、シチュエーションを描いていることが大切。どうしても指導者よがりのビジョンになりがちで、なかなか選手に伝わりにくい。ボードを使ったり、ビデオを見せたりすることで、そのビジョンを一致されることで、トレーニングの効果は上がると思う。このような準備をするのも指導者の役目になるだろう。

 今日は、2部練で、午前がフィジカルトレーニングとボールを使ったトレーニングの組み合わせでトレーニングを組んだ。Aチームは20名前後、Bチームは50名前後で、大体45分で入れ替わり。サッカーはとにかく走れないといけいない。Aチームは基本的なベースを持っているため、全員同じトレーニングを。Bチームは基本的なベースがないグループと、あるグループに分けてのトレーニングとなった。僕は、フィジカルトレーニングを担当して指導を行った。今の学生は、かなり素直で、なにも文句を言わずにトレーニングに取り組むため、とてもラク。僕は大学院生だった頃の選手に比べると、雲泥の差。あのころは、メニューをいう度に「文句」が飛び交っていた。それから比べると、学生を納得させるだけの風貌が僕に備わったのだろうと勝手に思っている今日のこのごろである。

 午後は、チーム戦術をA、Bとも同じテーマでトレーニングを行った。『攻撃に流動性を出す』をテーマにトレーニングを組み、取り組みはAよりもBチームの方がいいように感じた。Bチームの方が後の時間だったため、午前の疲労の回復ができたのだろうかと思うぐらいに、Aチームの選手を動きが鈍かった。

 明日は、Aチームは午後、Jリーグのチームと練習試合があるため、そのときに今日トレーニングしたテーマができるといいなと思っている。プロとやって、できたことはかなりの自信となるようで、その効果を期待したい


大山登山、必勝祈願。


 今日は、クラブの年中行事である丹沢大山の登山と必勝祈願を行った。

 大山のバスターミナルに集合し、弁当とお茶をもらい、約90名の選手が山頂を目指して、歩き出した。なかには、歩くだけでは物足りなくて、走って登る選手もいる。その選手は、11時に出発して、46分後には、山頂に着いたとのこと。

 どんな山を登るにしても、自然の地形を自らの力で登りつめたときの達成感はひとしおである。サッカーのトレーニングだけでは感じることのできないものを感じられるチャンス。山は、人を成長させるような気がする。単に登りきることだけだが、登っていると、次第に疲れてくる。そうしたとき、如何に自分自身を鼓舞して、山頂までたどり着けるようにするかという精神的に自分自身と闘うことができるから。そして、自分自身と向かう時間ができ、その結果がすぐと現れる(登頂)ということは、とてもいい刺激になると思う。

 また、登山途中で、すれ違う人達との出会いで、挨拶を交わし合うのがたまらない。同じ目標を達成した人達、その目標を達成しようとしている人達の出会いの時間。人が素直に、『お疲れ様』という意味を含めて交わす挨拶。心が表れる。素直に挨拶ができると、自然に挨拶ができる学生になってもらいたい。

 人は楽して、いいことにはたどり着けない。踏ん張って何かに立ち向かうことにより、何かを得ることができる。これは登山も人生も同じこと。

 そんな思いを持ちながら、7年ぶりの大山登山を学生達とともに終えた。


集まれ!サッカー小僧のブログの新設!

 新しいWEBサイトを新設しましたが、なかなか更新が出来なくて、困っていたんです。そんなときに、今話題のブログに挑戦してみようと思い、新設しました。

 ここでは、今私が指導しているサッカー部のトレーニング情報や指導情報、方法などをお伝えしていきます。ほぼ毎日、指導に当たっていますので、そこで感じた、考えた、教えてもらったことを記していきます。

 T大学サッカー部は、部員97名で、マネージャー1名の98名の学生から成り立っているクラブです。指導者は、日本サッカー協会公認A級指導者が4人、元Jリーグ選手のコーチ2人、鍼灸トレーナー1人、鍼灸インターン1人、メンタルコーチ1人という構成となっています。

 グラウンドは、ゴムチップ入りの人工芝で、サッカー場一面の広さです。ナイター照明完備。

 そんなサッカー部が関東リーグ1部昇格に向け、9月上旬から始まる後期リーグに向けて、トレーニングをどう組み立てて、どう結果を導いていくかをこと細かに載せていきます。前期を終えて、12チーム中10位という成績であり、昇格の条件である2位以内に入るには、自力では難しいが、あきらめるわけにはいかない。それだけの使命がこのサッカー部に存在するのです。