ホクレン会長・内田和幸
道、ホクレンに措置命令
道は22日、ホクレンに対し、道産原料を使っていない加工食品について、スーパーの商品棚につけるPOP広告で「道産」と表示したことが景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、再発防止を求める措置命令を出した。
措置命令の対象となったのはホクレンがメーカーから仕入れた加工食品を農協系スーパーのAコープチェーン北海道の90店に卸すのに合わせて、作成・提供していたPOP広告。
道やホクレンによると、ホクレンの担当者が作った商品と連動したPOP広告のリストに誤りがあり、2013年10月から今年2月まで、各店で道産原料を使っていない米粉や餅、そば、ふりかけなど道内外の食品メーカー8社の10品目に、道産であるとしたPOP広告がつけられていた。
今年2月に消費者から問い合わせを受けたメーカーからの指摘で発覚し、広告を撤去したという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170823-00010001-doshin-hok
道産原料不使用を「使用」
加工食品の道産食材使用率の誤表示販売で使われたポップ(ホクレン提供)
道産原料を使っていない加工食品を「やっぱり、道産。道産食材使用率70%以上」などとうたって販売させたのは景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、道は22日、ホクレン農業協同組合連合会(本所・札幌市中央区)に対し、再発防止などを求める措置命令を出した。道が同法違反で措置命令を出したのは初めて。
道とホクレンの発表によると、ホクレンは道内の系列スーパー「Aコープ」全店の54%にあたる90店で、記録が残る2013年10月以降、道産原料を使っていないそばや米粉、焼きそば、チョコレート菓子、餅など10品目に「たっぷり、道産。道産食材使用率30~70%」「きらり、道産。道産食材使用率30%未満」など3種類のポップを付けて販売させた。
ホクレンは今年2月、消費者から問い合わせを受けたそばのメーカーから「道産原料は使っていない」と連絡を受けた。商品リストが残る13年10月以降の776品目を調べて10品目の誤りが判明。このほか、道産食材を使っていたが、使用率とポップ表示が違う食品が189品目あったという。
ホクレンが食品メーカーから提供された原料の産地などの情報を基に商品の同使用率のリストを作り、商品ごとのポップを作成してAコープに卸していた。担当職員が誤ったリストを作った上、チェック態勢がなかったことが原因という。ポップは、ホクレンが道産食材の消費拡大キャンペーンの一環として、03年から行っていた。
ホクレンはそばのメーカーから連絡を受けてポップを撤去し、今年3月から誤表示があったと伝えるポスターを店頭に掲示。今月22日にホームページで、道から措置命令を受けたことを伝え、陳謝している。
同法は14年に改正され、消費者庁に加え、都道府県知事も措置命令を出すことができるようになった。
ホクレン生活部の石黒昭英部長は記者会見し、「全道の消費者、取引先などに多大な迷惑をかけ、深く反省しておわびする。役職員一体となってコンプライアンス(法令順守)に努めます」と陳謝した。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20170823-OYTNT50102.html