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Caprylic acid (n-octanoic acid)

血糖値を下げるインスリンの分泌が、特定のにおい物質に反応して活発化することを東北大などの研究チームが突き止め、英科学誌サイエンティフィック・リポーツ(電子版)に24日、発表した。糖尿病の新しい治療薬開発につながる可能性があるという。
 東北大の山田哲也准教授らは、膵臓(すいぞう)でインスリンを分泌する細胞に、鼻の神経にある「嗅覚受容体15」が存在することを発見。この受容体が、ココナツなどに含まれるにおい物質「オクタン酸」を感知すると、インスリンの分泌を促すことが分かった。
 マウスにオクタン酸を経口投与する実験では、この反応が血糖値が高い時のみ表れるという結果も得られた。低血糖症状を起こす心配の少ない安全な新薬の開発が期待されるという。

 

におい物質で高血糖を改善 ‐新しい糖尿病治療薬の開発へ(東北大学)

https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2018/01/press20180125-02.html

Olfactory receptors are expressed in pancreatic β-cells and promote glucose-stimulated insulin secretion
「嗅覚受容体は膵β細胞に発現しグルコース応答性インスリン分泌を促進する」
掲載誌:Scientific Reports

 

カプリル酸(caprylic acid)オクタン酸 (octanoic acid)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%AB%E9%85%B8

ヤシ油椰子油/ココナッツオイル (coconut oil))

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B7%E6%B2%B9

n-オクタン酸

http://www.chemicalbook.com/ChemicalProductProperty_JP_CB5227624.htm