Gotyeという歌手をご存知ですか?
オーストラリア人の歌手です。日本に留学していた経験があり日本語も少し話すことができるんです。
きっとYoutube Userの方ならばSomebody That I Used To Knowなら知っているかも知れませんね。

私の妹のゼミーのお友達ならゼミーがカラオケで本気で歌う歌です。

今日は私の国の歌手Gotyeの紹介と私の好きな歌 Hearts A Mess です。




毎日見てる光景が当たり前になると、過去に見ていた光景は非現実的なものに思えてきます。


学校帰りの駄菓子屋さんの軒先のアイスクリームの冷蔵庫、クリーニング屋さんの看板、理髪店の赤と青のくるくる回ってるシンボル、眼鏡屋さんの眼鏡のアイコン、標識などなど。


今は過去の中のあの可愛い世界。


赤いランドセルに給食袋に体操袋にコップ袋をぶら下げて走ろうとするとうまく走れない。バランスが悪い。


ふと日本を思い出した時に思い浮かんだ物です。


今日はただそれだけなんです。


私はその光景が大好きだったんです。


だけど、なんだか今では違う世界。


いつか歩いていたあの道。


それはとてもノスタルジックな世界。


あの優しい人たち。


かわいい人たち。


私は忘れてはいないあのかわいい世界を。



日本の小学校に行くと決まった日。私は凄い不安でした。

全く文化の違う子供達の学校に私が一人。

下駄箱があり、そこに靴を入れる。そして上履きを履く。

体育館に上がるためには体育館用の靴を履く。

どうして靴をそんなに履き替えるのか私達の家族は全く理解できませんでしたが、そんなことはすぐに馴染んでいきました。

中学一年生になると、下駄箱に様々な物が入るようになりました。

最初は鶴の折り紙が入っていました。

次に読みたいと言った漫画の本。

次に可愛い消ゴム。

誰が入れているんだろうとマリコと相談した翌週には同級生からのラブレターが入っていました。

始めてのラブレターに『これかー!』と思っていると、翌週は上級生の男子から直に告白されましました。
私は恥ずかしくて顔を真っ赤にして、なぜか目を閉じていたそうです。
特に何か発言することもなく。

しかし、その翌週、その同級生の男子と上級生の男子がケンカしたことを知ります。

私はひどく落ち込みました。

その日なのか、いつの日なのか、ふにゃふにゃの犬の人形が下駄箱に入っていました。
その人形には『悲しまないで、天真爛漫くんより』と書かれた紙が張り付けられていました。

また誰が入れたのかわからない天真爛漫くんを気に入った私は天真爛漫くんを毎日バッグに吊るして通学していました。

誰がくれたのか、未だにわかりません。
しかし、あの下駄箱で出会った天真爛漫くんは今はオーストリアのメルボルンの家の二階からメルボルンの街を眺めています。