パパが残したもの

今日は、まいきーのパパが牧師さんをしていた教会に行って来ました。



まいきーのパパは１３年前に癌で亡くなりました。教会の牧師さんというと、厳しくて、静かなイメージがありますが、まいきーのパパはすごく豪快な人だったらしいです。運転していて、キレて怒鳴ったり、ママやまいきーと良く喧嘩していたそうです。



その性格故、頭の古い人達には良く思われていなかったみたいですが、そんな事にも負けず、教会に来る人達だけではなく、宗教、人種、性別など関係なく全ての人を受け入れ、困っている人がいたら、食事を与え、家がない人がいれば、家に呼んで、住む所を与えるという、素晴らしい人だったそうです。



そのパパが、初めてこの教会に来た時、教会内外での人種差別が酷かったそうです。



それをパパが一掃して、今の教会の元を築き上げたそうです。

後ろの国旗、これ、今日参加した人達の国籍の旗達です。中にはイスラム教、仏教、キリスト教の違う宗派の人達もいました。年に一度、こうして色んな人種、宗教の人達を誘ってのミサがあるんです。

パパが残した軌跡は、１３年経った今でも、受け継がれています。そして、今迄以上にこの教会はいろんな国の人達でいっぱいでした。

こうして、いつか世界が一つになる事を心から願った一日でした。

生きているうちにパパに会いたかったな。