個人名で勤務している会社に電話がかかってくる。
電話を取り次がれたり、折り返すと「ヘッドハント会社の○○です。」という
そんな電話がいろんなところからしょっちゅうあった時期がある。
文系卒、外資系機械メーカーに就職して2年目~8年目くらいまでそこにいた間。
国内法人営業職だったんだけど、
◎誰もが聞いたことあるような企業の役員や管理職への提案営業は当然の職務として、自分の仕事上必要だと思い、有名メーカーの機械や電気設計者などとの技術的な打ち合わせ
◎比較的長期に及ぶ機械設置工事の各メーカーやクライアント技術者との取り合い(工事工程打ち合わせや電気的、機械的工事の事前打ち合わせ)
◎営業勤務後、アフターファイブや休日の製品据付工事、修理サービス、製品実稼動立会
◎価格にして数千万の当時所属していた会社のメイン商品の特許にかかる提案
◎縦割り、一方通行だった社内部署間のコミュニケーション調整
◎新規業界クライアント発掘
◎全国主要都市展示会出展担当
◎まだインターネットが始まったばかりの頃、前後して携帯電話やPDA、ノートPC、ネットワークカードなどを自腹で活用
◎ITという概念がまだまだ限定的だった時代に社内業務システムやデータベース化を推進
◎社内システムって何?営業のくせに何してるの?という白い目の中、IT化に先立って営業部周辺の簡易データベース企画制作(桐、Access、VBAによる見積作成と作成時データの自動集計による引合データベース)
◎地球環境や自然環境の面からIT化に伴う紙媒体の削減
◎数年後ようやく会社が重い腰を上げた社内システムの企画段階から営業代表として参画
◎しゃべれもしないのに海外技術者と2人という状況で仕事をしたことも何度かあった
などなど今にして思えば、いろんな事してたなぁという時期。
今でこそ言えるけど、当時並行してエコや健康関連にも興味があって空気清浄機や浄水器、化粧品やサプリメントなどそういったアイテムの紹介をしてたこともあった。
その後、年甲斐もなくIT業界に転じてシステム開発をしていた頃もエコや健康関連企業のシステムに関わったりも。その数年後に廃人となるわけだけど・・・(苦笑)
そんな折、よくかかってきたヘッドハントだという電話。
ことごとく適当にあしらったり、あまりにしつこい相手にはいい加減にしろ!と半ばキレた事もあった。
新手の詐欺か?何にしてもいかがわしいと思ったから。
インターネットも当時(1995以降)しばらくは、ろくな情報がなく、企業がこぞってHPを持つというレベルではなかったから調べようもなかったし。
当時、仕事もとても語れないほど、いろいろあったもののそれでも楽しい方が先行してたし。
1994年~2000年くらいまでの出来事だから今となってはどうでもいいことなんだけど
これってホントにヘッドハントだったのかな?