九州防衛局へ抗議。
先週22日、沖縄でのオスプレイ墜落問題で、九州防衛局へ抗議の申し入れを行いました。
この日はすでにオスプレイの飛行が再開されており、怒りもひとしおでした。
参加したのは九州各地の共産党から地方議員と国会議員など。
大分からは、大塚光義北部地区委員長と工藤俊次由布市議、そして私の3人でした。
防衛局の担当者は「米軍が調査し、機体に問題があったわけではないと聞いている」「パイロットの教育などをしている」と言う回答。
事故の当事者だけの調査結果をうのみにし、日本側が独自に調査することも、ましてブラックボックスの調査なんてするつもりもない。
そして「安全」だと言いきる姿勢は、原発「安全神話」と軌を一にする、いまの政治の異常さを示しているのではないでしょうか?
熊本からの参加者が「県内で飛行したオスプレイと機体番号が同じではないのか?」「地元では県内を飛んでいた機体が墜落したのではと言う不安が広がっている」と聞いた事に対して、「知りません」の回答だけ、調査するとも答えない。
米軍のトップが「感謝しろ」と言った暴言も「前後の文脈を知らないので」との回答に終始。
本当に情けなく、アメリカの植民地なのかと思わされる態度です。
こと、韓国や中国などアジアの国々には色々言うのに、アメリカ軍が事件を起こしても、まともにモノを言わない政府とマスコミなどの姿勢はおかしいでしょう。
「国を守る」と言いながら、沖縄の人々が声をあげても聞かない。そんな姿に怒りを感じます。