僕は、アルコール依存症です
最近は不安で眠れていないので、クリニックからは抗うつ剤と安定剤を少し多めに処方いただいています
アルコール依存症は、脳の病気です
・お酒を飲む量や時間をコンロールできず社会生活に支障がある
・家族や他者を傷つける
・肝硬変などの内臓疾患を併発する
などの症状を伴います
残念ながらいまの医療では完治することはありません
アルコール依存症は、完治で来ませんが、日常生活・社会生活に復帰するまでの回復は可能です
アルコール依存症の回復には、ざっくり以下の選択肢があります
①気合・根性・精神論で回復を試す
②断酒会・AA・SNSで仲間と共に回復の道を探る
③心療内科で治療を受けながら回復を目指す
僕は、はじめは①の精神論で失敗し、次に②のSNSで断酒仲間と繋がりそして嫌酒薬(レグテクト)の個人輸入に頼りました
個人輸入でレグテクトを試したのは、医療の力を借りるのが恥だと思ったから、アル中のレッテルを貼られることに抵抗があったから
今にして思えば、ちっとも恥ではないし、金銭的な負担で言っても10倍ほど違うので、無知は罪、偏った考えが恥だなと身に積まされました
③の心療内科で治療ですが、内臓疾患があったり、在宅での断酒が困難だと診断された場合は入院での治療(断酒)が必要で、在宅で断酒が可能と診断された場合は、通院での治療となります
アルコール依存症は脳の病気ですが、心の病気でもあります
治療・回復には様々な選択肢があって、どれを選択されても無駄にはならないかなと思います
アルコール依存症の治療は、お酒を断って、自分を見つめ直すことです
アルコール依存症になって、僕はヒトとして成長できました
お酒を飲めないことは残念なことでしょうか?
僕は、アルコール依存症です
負け惜しみではありませんが、お酒を飲めないことに執着はありません
アルコール依存症は回復できます。回復とはヒトとしての成長です。
