5月というか、6月ももう半ばですが、まただいぶ読み進められた気がします。

 

 

復讐は芸術的に

 

『復讐は合法的に』の続編。

キャラクター的にもすごくよくて、ミステリーとしても普通に面白かったので、

前作読了時に、続編希望と言っていたんですが、ちゃんと続編が出たうれしさ。

今回もわかりやすく、爽快感のあるミステリーでした。

 

 

 

 

土壇場のメンタル~1002試合登板、407セーブのストッパー~

 

元中日ドラゴンズの絶対的ストッパー岩瀬の著書。

以前もどこかで触れた気がしますが、このあたりのドラゴンズは好きすぎて、

本を見つけたので、読んでみました。

ストッパーという難しいポジションだと思いますが、

その仕事の流儀的な話でもあるので、そういうビジネス書的なものとしても、

すごくよかったです。

 

余談ですが、いわゆる仕事術みたいな本がなんかあまり好きではなくて、

書いてあることが重要なことでも、すーっと自分に入っていかないので、

著者がどういう人か多少知っている人のものがいいです。

 

 

 

 

クスノキの女神

 

東野圭吾さんの本は無条件で読みます。

『クスノキの番人』の続編。番人のほうもすごくよかったのですが、

珍しく少しファンタジー色があったので、そこまでハマらなかった作品でした。

だから、ああ、続編出るんだぁって感じでした。

 

少女と少年には秘密があった——。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。

この不思議な力を持つクスノキがキーになるわけですが、

このあたりは前作を読んでもらう必要があるかな。主要人物も前作を読んでいたほうが

感情移入が段違いですので。

個人的には感情移入しすぎて、めちゃくちゃ泣いた。

前作はそこまでハマってないけど、今回のはめちゃくちゃ好きでした。

 

 

 

 

傲慢と善良

 

前から気になってはいたのですが、

某アイドルの方が好きだと言っていたので、読んでみました。

 

かがみの孤城の作者の方です。かがみの孤城はよかったけど、

そこまでハマらなかったので、気になるにとどまっていたのですが、

きっかけはなんであれ読んでよかった。

 

恋愛要素が強いと言えるんでしょうが、ミステリーでもあり、

タイトルにあるような傲慢、善良の話はなんだか哲学的でもあり、

恋愛要素は苦手なので、避けてたんですが、ミステリー部分、哲学的といった部分がすごくよくて、

個人的にはかがみの孤城よりも好きでした。

 

あと、30代独身にはだいぶ刺さって、不快な気分になることがあるので、

ご注意くださいw

 

 

余談ですが、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんで映画化するらしいです。

読んでるとき知らなかったのですが、あとでこのキャストを見ると、

まあイメージ通りだなぁと。

 

 

 

俺ではない炎上

 

これも気になるの状態のまま、読んでいなかったのですが、

なんとなく読みました。

余談ですが、読み終えた次の日に文庫が出てました…。

知ってたら、文庫まで待ってたのに。

 

端的にはめちゃくちゃよかったです。

『六人の嘘つきな大学生』の作者さんの作品で、

細かいあらすじは公式ホームページを見てほしいのですが、

『六人の嘘つきな大学生』に続いて、この人、読者だますのがうますぎるぞ…。

 

『六人の噓つきな大学生』もすでに映画公開日とかまで決まってますが、

映像化ってどうするんでしょうね…。

文章がゆえにだまされていた部分もあるので、気になるところ。

よく考えたらわかってもよさそうなんだけどなぁ、だまされて悔しかった。

 

 

 

 

以上。

なんかなんとなく手を出したものとかが意外とよくて、運がいい。

次何読もうか、いっつも考えている。