4月分、思ってたよりも結構読めてた気がする。

 

 

エレファントヘッド

すごかったと一言で言ってしまえばそれまでですが、去年の話題作なミステリー。

公式サイトでもすべて「謎もトリックも展開もすべてネタバレ禁止!」とあるように、

話したいけど、何も話せない…。

人知を超えた殺人事件とあるように、ちょっと普通の方法ではありえない殺人事件ではあるんですが、

きちんと伏線は張られるし、きちんと回収はされるし、すごかった。

唯一無二のミステリーであることは間違いないです。

 

 

 

#真相をお話します

結構前に話題になってて、ようやく読みました。

ハッシュタグにあるように、現代ならではの題材でのミステリー短編集。

現代ならではということで、非常に独特な題材で面白かったです。

 

 

 

あやふやで、不確かな

日向坂46を卒業した宮田愛萌さんの恋愛連作短編。

もともとおひさま(日向坂46のファンの総称)な私ですが、

なんだかすごく愛萌さんだなぁという文章だった気がします。

人間のめんどくささが愛おしく感じるような文章でした。すごく愛萌さんでした。

 

 

 

冬季限定ボンボンショコラ事件

大好きな作家さんのシリーズ完結作。

ちなみに夏からアニメ化しますので、皆様ぜひ。

シリーズ完結作として文句なしの構成。

ミステリーとしての内容というより、その構成が正直感動でした。

 

シリーズ完結として、主人公の小鳩くんがひき逃げに遭い、病院に搬送される。

同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。

ということで、ただのひき逃げ犯の調査と思いきや、

小鳩くんは病室から出られないので、中学生のときにあった別のひき逃げ事件のことを

考えていきます。

この昔のひき逃げ事件がいわば、エピソード0でして、

小鳩くんと小山内さんの出会いから、そのひき逃げ事件の調査をどうしていたかという内容を

小鳩くんは病室で思い出していきます。

 

この自分のひき逃げと過去の別のひき逃げがパラレルで進んでいき、

最後は解決という流れです。

シリーズ完結作で、エピソード0を交え、完結というこの構成がたまらなく好きでした。

自分の中では、この構成だけでめちゃくちゃ評価が高かったです。

 

 

 

 

SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男

好きな監督とか好きな選手の本は読みたくなる。

といっても、まあいたるところで言われていますし、

これといって、新たな情報が入ったかというとそうでもないけど、

結局すげえことやってんなっていう大谷翔平のお話。

続きもあるので、読もう。

 

 

以上、今年は良い読書ができています。