8月に読んだものもありますが、
まあこの一ヶ月でということで。
復讐は合法的に
説明があまりに苦手なので、公式サイトよりあらすじ引用。
----------あらすじ----------
六年付き合った彼氏に手酷く裏切られたOL・麻友が出会ったのは「合法復讐屋」エリス。
弁護士資格と法律知識を活かして麻友の復讐を代行したエリスは、その後も様々な依頼をこなす。
妄想じみた依頼から辿りつく、殺人事件の意外な真相とは。法律の通じない権力をもつ相手に、エリスはどう立ち向かうのか。
そして最後のターゲットはエリスと同じ「復讐屋」……。異色の連作リーガルミステリー!
----------ここまで----------
個人的には、キャラクターも強くて、読みやすくて好きでした。
続編希望。
お前誰だよ
芸人TAIGAさんの自伝。
オードリー、ぺこぱ、カズレーザーあたり好きな人なら、まあ知っているだろう、売れていない芸人。
最近売れかけている気がするんですが、オードリーの番組よく見ているからでしょうか。
個人的には、面白いかどうかはおいておいて、
人間は年齢重ねれば、いろんな経験するもので、そういう経験の話が聞けるのは
面白いなぁと思います。
教室に並んだ背表紙
文庫化したので買いました。
電子で出てたけど、久々に物理本で買いました。
というのも元々好きな作家さんなんですが、
帯を推しの櫻坂46の田村保乃さんが書いていたので。
図書館(本)との出逢いで変わる少女の話、
6つの連作短編集という感じです。
この連作短編集っていうのが、まあこの作家さんの真骨頂だと個人的に思ってます。
最初の一作でね、あんまり好きな題材じゃないなと思っていたんですが、
まあ見事に次からつながる、つながる……。
いわば、前作の主人公が出てくるRPGみたいなもんなんですが、
なんでしょうね、こういうの大好きですね。
つながっていたと思ったら、見事に裏切られるというか……。
題材は好きではないと思ってたが、この作家さんの真骨頂というか、
好きな理由をまざまざと見せつけられた。すげえよかった。
不器用で
ラランドニシダが書いた小説。
内容的には、あまり好きではなかった。
あと、やたら比喩表現が気になりすぎた。
~~のようなが多すぎた。気になっただけなのかもしれないけども。
けど、こういう繊細な文章を書くとは思っていなかったので、
それ自体はすごくよかった。
可燃物
いくつかの短編からなるミステリー。
すべて丁寧に事件の概要、手がかりが提示されるが、
決め手がない。どうしたらすべてつながるのだろうか。
最後には、伏線がきっちりつながる。
作者さんが、X(旧Twitter)で以下のように話をしていました。
これで面白そうと思ったら、読んでいただければと思います。
----------作者Xでのポスト----------
ミステリには、真相に「まさか」「思いもしなかった」と思うものと、「そうか」「わかってもよかった」と思うものとがあります。
『可燃物』は後者を目指した、捜査と推理が主体のミステリです。真相を見抜いたら、どうぞ誇ってください。
でなかったら…「しまった、そうか!」と思って頂けますように!
----------ここまで----------
以上、結構読んでた。
今も読書欲高い。