7月に買った漫画やラノベについて書こうと思ったが、猫物語黒を読み終えたばかりなのでいっそのことその話題だけでブログを書こうと思う。




というわけで、猫物語黒について。


ネタバレ注意。



猫物語 (黒) (講談社BOX)/西尾 維新
¥1,365
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化物語から始まる物語シリーズの六冊目、しかし時系列順に並べると化物語の前、傷物語の後でゴールデンウィークの話。


化物語のころから、何度か話に出ていた、羽川翼が猫に魅せられた話。


さあ、では感想を。


最初の90ページくらいをほぼ話と関係ない妹との掛け合いで消費するのはいいのか!?

逆に言えば、それが物語シリーズの魅力であるわけだから、読んでいて楽しかったけど。

妹とパンツの談義で見開き2ページくらい使ったり、妹の胸を躊躇なくもんだり、暦の変態っぷりがますますあがってるんだが…。

アニメ化のあとだと、どうしても演じる神谷浩史さんの声で脳内補完されるわけだが、
マクロスFのラジオとかで神谷さんの変態トークを聞いていると、暦の変態っぷりは神谷さんの影響ではないかとまで考えてしまったw

まあアニメ化前から変態っぷりは発揮していたので、関係ないと思いますが。

声優の話といえば、その暦と下の妹、月火の掛け合いが長く続くわけだが、その中で

月火が、
「私はもっと、井口裕香さんみたいな声だ!」
って言ったのに対して、声出して
「おい!」
って突っ込んでしまったw


その他にもアニメ化したあとだからこそのネタが多数。

マジで西尾維新、やりたい放題です。



もともと、化物語から、映像化不可能な作品を書いたらしいが、猫物語はメディアミックス出来るものならしてみろみたいな感じだったw

メディアミックスさえネタにしてたからな…。


時系列的には神原駿河や八九寺真宵あたりとは知り合っていないわけだが、変な未来予知があったりね。


とにかくやりたい放題だったよ。



だが、それがいい!!





ただ、ブラック羽川と戦うところは微妙にアニメと矛盾してたな。
化物語の方はしっかり読み直してないですが…。


戦場ヶ原蕩れな自分にとっては、出てきてくれないと物足りない感じはあるな。
まあ一応、ちらっと出てきたんですが。

神原とか八九寺との掛け合いも見たい…。


ただ、
猫物語白
傾物語
花物語
囮物語
鬼物語
恋物語

と、残りこんだけ出すようなので、特に戦場ヶ原メインな恋物語に期待してます。




あっそうそう、傷物語もアニメ化するそうです。
暦の変態っぷりがすごいところがあるので、そこがどうなるか気になる。





それにしても西尾維新、文字を書くペースがおかしいのではないだろうか。
原作だけとはいえ、ジャンプで連載もしてて、あんなに文かけるのか??


物語シリーズの掛け合いは書いてて楽しそうだと思うけど。





とにかく楽しかったよ。次も期待。