久々にブログを開きました。
あれから大分月日がたって、自分の身の回りもまただいぶ変わりました。
前の記事で言及したカティサークを、あの一週間後に購入し、めでたく今晩飲み終えました。素人のあやふやな感性に基づく判断ではありますが、大変、おいしゅうございました。ロック、水割り、ストレート、ハイボール、などで飲みましたが、どれもおいしかったです。カティサーク以前に購入し、いまだ残っているバカルディのホワイトラム(僕がラムの呑み方をダイキリとモヒートしか知らないということもありますが)が残っていることに比べると、大変飲みやすいウイスキーであるということは、よくわかっていただけるであろうと思います。
しばらく前になりますが、漱石の「坑夫」を読みました。凝ったことは書かず、身分相応に感想を述べさせていただきますと、漱石の作品の中では一番気に入りました。漱石は、やはり文豪の名にふさわしい作家です。その作品は重厚で、今なおさまざまな読み方に耐えうる構造を持っていると思います。しかし、それゆえに、ニュートラルに過ぎるところがあると思います。普遍性は礼賛されてしかるべきものです。しかしそれを抵抗なく礼賛しえない、自分のような人間もまたいるのです。いわくつきの作品である坑夫は、「夢十夜」やそれからなどのような、普遍的特質は少ないと思います。ですがそれゆえに、かえって楽しく読めました。冒頭付近の、家を飛び出した勢いのままに、あてもなく山中を歩きまわるところは、中学生の時に家出をしたことを思い出して、とても親身になれました。また主人公の考え方なども、その甘いところが、かえってよかったと思います。何がいいのかはその時になってみないとわからない、ということを考えますと、少々、計画性なく衝動的なくらいでちょうどいいのかもしれません。保証はしませんが。
カティサークの次は何を飲みましょうか。一番いいのは禁酒でしょうが、これは沙汰の外です。バーボン系に手を出してみたいような気もします。あるいは、初心に帰ってジャパニーズもいいかもしれません。とりあえずは、ラムを飲んでいきます。