出石産の玄蕎麦
先日、『当初から出石で玄蕎麦を中心になって作って下さってる方』がご来店下さいました。
随分前の、僅な収穫時からのお付き合いです。
当店が地元産の玄蕎麦を使用してる事を御存知の上で、お越しでした。
初めてご来店下さった時に『そばがき』をお出しさせて頂いてから、毎年、出石の新そばをお出しさせて頂く時期になるとお味を確かめるかのように『そばがき』と皿そばを召し上がりにご来店いただけます。
先日は、ゆっくりお話が出来たので、6月になってもまだ出石産の玄蕎麦を使用してる事をお話しして、感謝の気持ちをお伝え出来ました。
開店から50年近く経ちましたが、この時期でも地元の玄蕎麦を使える事は今年が初めてです。
このことは、店主がずっと望んで来た事です。
真っ黒に日焼けされた生産者の方は、満面の笑みを返して下さいました。
出石で出来た蕎麦を出石ならではの手法で仕上げたそばは、この方々の思いも込められています。
ツルが…
昨日、3時頃空き箱を持って外に出て 近所のおじいちゃんに挨拶すると、空に向かって指を指して
『ツルが…居る』
こうのとりが電信柱の直ぐ上を2羽ゆったりと旋回しながら上に、上に、と舞い上がり東の方に飛んでいました。
私は出石の街の中で観たのははじめてでした。
近くの出石川では当たり前の様な光景ですが、こんな住宅街では初めてです。
それと90歳のおじいちゃん~ツルが…
そんなんです‼
昔の方はこうのとりでなく『ツル』と呼んでいたそうです。
また、こんな風景を出石で見て頂けたら 皆さんに喜んで頂けるのになぁと思った出来事でした。
