お稲荷さんへ蕎麦をお供えする風習は古くからあり、300年ほど前の数種の書籍にも記載が散見されますが、中には稲荷が蕎麦を無心する話も登場します。
また、願解きにも蕎麦を供えたようです。
そば雅も家にある神棚のお稲荷さんへ稲荷蕎麦を奉じましたが、御利益があると良いですね。
-資料から-
稲荷大明神のお使いは野山にいる狐ではなく大明神様と同様なので、白狐(びゃっこ)さんです。
鳥居が朱色なのは魔力に対抗するためで、古代の屋敷や神社仏閣にも用いられ、その原料は(水銀=丹)で材木の防腐剤でもあります。
古くは朝廷が雨乞い・五穀豊穣・国の安穏を願ったとされますが、時代が下がった現代は、商売繁盛・産業隆昌・家内安全・無病息災・交通安全・芸能上達等の守護神として信仰を集めています。
稲荷神社の総本山は京都伏見の稲荷大社ですが、神社ということであれば全国に35.000ほどあるそうです。
稲荷神社は江戸時代に町の守り神とされ、殆どの町に祀られていたそうですが、その名残もあって現在でも東日本に多く散在しているそうです。
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