蕎麦猪口については、起源や歴史についても過去ログで数回に亘ってアップしました。
庶民の雑器である蕎麦猪口は用途も広く、元来高価なものではありませんでしたが、鑑定団で古伊万里の大皿に高値が付いてから、古伊万里の蕎麦猪口も高くなったように思います。
現地を訪ねれば、伊万里焼・有田焼は今でも値打ちなのですが・・・・・・。
今回は幾何学文模様の古伊万里・蕎麦猪口について。
蕎麦猪口を掘り下げて詳しく研究した書物によると、幾何学文模様の蕎麦猪口はありふれた図案で「寒暖」を表現しているそうです。
斜線は氷裂の複雑さを簡素化し「寒」を表現、横の柄は「暖」で「寒暖表現」ということらしいのです。
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