癌は日本人の二人に一人は罹患し、その内三人に一人は亡くなってしまう時代になりました。
蕎麦と柑橘類の組み合わせは癌になりにくい、との学説を以前アップしましたが、今回は長寿に伴う認知症の予防について。
医学博士・細川俊彦氏・著による「ソバ好きがボケない理由」という本から。
-要約-
蕎麦に含まれるポリフェノールをはじめ他の含有成分は、体内の活性化酸素の働きを抑え、血管障害等の防止に繋がる過酸化脂質の生成抑制作用があるということが、マウスの実験結果でも明らかになった。
縄文人・弥生人から受け継いできた我々の体質が、欧米人のような脂っこいものを食べ、ダイオキシン汚染の魚を食べ、添加物だらけの弁当やコンビニの加工品を食べ、トリハロメタンを含んだ水道水を体内に取り込んでいるわけで、今後どうなってしまうであろうか。
とんでもない時代を迎えてしまい、仮に医学の進歩で長寿になっても老人が痴呆老人を介護しなければならない時代が来てしまう。
痴呆症は病気によって起こる知能障害であるが、初期(健忘期)→中期(混乱期)→末期(痴呆期)と進む。
蕎麦の成分や生理作用に関する疫学的研究の進化が科学的に解明され、予防に対して蕎麦の成分が実に効果が高いことか証明された。
発症・進行する前に、身近な蕎麦を食べて自己管理したいものである。
―以上―
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