お蕎麦屋さんに「庵」の名が付くお店が多いですね。
昔浅草にあったお寺の庵主である僧侶が、大変美味しい蕎麦を打って参詣に訪れる人達に振る舞ったそうです。
その大変な人気に肖って蕎麦屋に「○○庵」の名が多いことは、よく知られている話ですね。
僧侶はその修業中、(稲・粟・稗・黍・豆)の五穀断ちをしなければなりませんが、粉を水で溶いて食べる蕎麦だけは許され、大変貴重で手軽な栄養食です。
植物性なのでお寺が客にもてなすのも都合が良く、一度に大量に作ることもでき、精進料理にも使えます。
全国の門前町に蕎麦屋が並ぶところも多く、古くからお寺と仏教は蕎麦との繋がりが深いですね。
そば雅の壇那寺(旦那寺)である曹洞宗の僧侶も、大の蕎麦好きなので、時々届けています。
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