今では殆ど使われなくなった言葉や習慣として「ハレ」と「ケ」があります。
古来より伝統的な民族観や文化観に根ざしていました。
悪いことやよくないことが続けば「やがて良い日が来る」と励ましたり、良い日が続けば「浮かれ過ぎないように」と戒めたり、と毎日に減り張りをつけたのでしょう。
「ハレの日」 特別な日で祭りや行事のある日(晴れの日)
「ケの日」 普段の日で日常的な日(褻の日)
ハレの日には赤飯・お酒・鯛・お寿司・お餅、等で祝いましたが、縁起がよいとされる蕎麦も供されました。
今でも(晴れ舞台・晴の日・晴れ着・晴れ晴れ)等の言葉に名残がありますね。
めでたい食べ物とされた蕎麦は、今でも各地の習慣に残っています。
元日蕎麦・延年蕎麦・引っ越し蕎麦・出世蕎麦・婚礼蕎麦・新築蕎麦・縁結び蕎麦・棟上げ蕎麦・端午蕎麦・雛蕎麦 等々
(そば・うどん)のボタンをクリックして頂きますと励みになります。
↓