猪牙舟(ちょきぶね)の蕎麦せいろ | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

猪牙舟(ちょきぶね)型の蕎麦せいろ/蕎麦皿の大・中を購入。

 

 

中敷きの大きさや形が夫々微妙に違うので、洗って乾燥させた後に一つずつ合わせる必要があります。

ということは、一つずつ丁寧な手作りということでしょうね。

 

猪牙舟は、余り馴染みのない言葉です。

猪の牙のように舟先が尖っており、屋形船のように屋根のない舟です。

江戸市中の河川でよく使われたそうで、標準の長さは30尺・幅4尺6寸と細長く、推進力に優れ、速度も相当速かったとか。

浅草・山谷にあった遊郭の新吉原へ遊客がよく利用したので、「山谷舟」という別名も。

「ありんす」 「くんなまし」 「ざます」 という等の廓言葉は、妓の生国を客に悟らせないようにお国訛りを封じるためだったそうです。

 

 

 

 

 

 

猪牙舟にお造りを綺麗に盛り付け、お洒落に出してくれる店もありますね。

 

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