割り箸について | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

割り箸は江戸の鰻屋が使い始め、竹製で「引裂き箸」と呼ばれたのが始まりとされています。

当時は使い終わった箸を洗って干し、使い回しをしていたそうです。

 

 

割り箸の長さは寸を用いますが、独特の習慣で表示より一寸短いのが実寸法。

例えば

・6寸は(16.5㎝)

・7寸は(18.0㎝)

・8寸は(21.0㎝)

・9寸は(24.0㎝)         

-1寸は3㎝-

 

8寸は(八)で縁起の良い末広がりで、祝い事に使われたりします。

 

日本の年間消費量は凡そ250~260億膳ですが、9割以上が中国からの輸入。

環境とエコの問題ばかりではなく、マスコミが騒いだように漂白剤や防腐剤の使用に加え、酸化硫黄を使用するなどの問題があり、家庭での使用量は大きく減っているようです。

 

割り箸の種類は(小判・元禄・天削げ・利休・丁六)等、材質は(杉・檜・松・柳・ポプラ・白樺)等ありますが、柳が一番高級とされています。

 

割り方のマナーは左右ではなく上下、木屑を落とすために二本を擦り合わせるのは、大きなマナー違反です。

 

 

 

 

 

 

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