宿根蕎麦(しゅっこんそば) | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

別名・しゃくちりそば(赤地利蕎麦)といい、自殖性の蕎麦。

 

 

蕎麦は植物的には三種に分類されます。

※普通蕎麦(栽培種)

  一般的に食べている蕎麦

※韃靼蕎麦(栽培種)

  粉が黄色く苦蕎麦とも呼ばれ、韃靼そば茶として有名

※宿根蕎麦(野生種)

  いわゆる雑草で、観賞用や漢方薬に

 

宿根蕎麦は江戸末期~明治時代にかけて中国から日本に渡りました。

余り知られていませんが、生姜のように根が地下深くに入り、冬に葉が枯れても黄赤の根を残して越冬し、春になれば葉をつけ花が咲きます。

いわゆる雑草で、播種は不要ですが食料としての蕎麦粉にはなりません。

用途としては、観賞用か漢方薬で「解熱・解熱・肝炎・胃痛・高血圧・脳出血」の治療などに。

 

宿根蕎麦は稀に野菜蕎麦と呼ばれることもあり、サラダなら食べても美味しいそうです。

 

 

 

 

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