返しについて | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

 

お蕎麦屋さんで蕎麦を食べる時、蕎麦は美味しいがつゆが合わないorつゆは美味しいが蕎麦がどうも・・・・・・、と思うことが多々ありますね。

 

本格的に手打ちを謳ったりする蕎麦屋さんは、蕎麦粉を追求する・蕎麦つゆを研究する、の二点を深く掘り下げるのですが、独自の蕎麦つゆに腐心するわけです。

 

蕎麦つゆは返し(別称/元汁)とだしを合わせたものですが、色んな料理に使える八方汁の元になります。

返しは大きく分けて(本返し・生返し・半生返し・御膳返し)の四種で、配合比は工夫していますが基本は(醤油+砂糖+味醂)で、作り方の違いです。

陶器の瓶に入れ(素焼きなら尚良)、冷暗所で寝かせてカドを取りますが、更に湯煎するお店も。

 

 

 

・本返し・・・火を入れて加熱して作ります

  (旨みとコクがありますが少し濃いめ)

・生返し・・・火を入れずに作ります

  (風味が強くなり長期保存に適しています)

・半生返し・・・本返しと生返しを半々に混ぜます

  (本返しと生返しのメリットを)

・御膳返し・・・現在は殆ど見かけません

  (上返しとも呼び、現在では極めて稀です)

 

過去ブログで、だしと返しの作り方をアップしてあります。

2016.12..24 そば雅流/だしの作り方

2016.12..25 そば雅流/返しの作り方

2017.12.06 蕎麦つゆに使う醤油

 

 

 

 

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