蕎麦の切り幅 | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

 

「蕎麦は細切りに限る」という方もいますが、手打ちの場合は蕎麦の切り幅は打つ人と打つ時によって、微妙に違います。

 

 

 

 

 

 

 

大きく分類すれば

細打ち(約0.76㎜)  

中打ち(約1.3㎜)  

太打ち(約2.0㎜)  

極太打ち(約3.0㎜)

 

一寸(3.03㎝)を庖丁で40回切れば(約0.075㎜) 30回(約0.101㎜) 定法切りべらは23回(約1.317㎜) 20回(約1.51㎜) 15回(約2.02㎜) 10回(約3.03㎜)となります。

 

蕎麦切りの定法である切りべら23本というのも、実はかなりの細打ちになります。

 

太打ちや極太打ちは田舎蕎麦でよく見かけます。

細打ち・中打ちは「すり庖丁」  太打ち・極太打ちは「落とし庖丁」 で切る場合が多いですね。

 

切り幅は味には直接関係ないものの、茹で時間が異なるので食感も違うので、人によって好みが分かれます。

一般的な蕎麦屋さんでは、1.4㎜~1.7㎜が殆どです。

 

そんなことから、細打ち・中打ち・太打ちの三種を選べるお店も稀にあるようです。

 

 

 

 

 

 

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